うつ病の周知活動のおかげで「死にたいと言う人間は実際には死なない」という偏見は弱まってきていると思われるが、
「自傷行為をする人間は実際には死なない」という偏見への対策はあまり取られていないように思う。
しかし例えば境界性パーソナリティ障害の患者は一般の集団より自殺率が数十倍高いと言われており、
仮にそれが他者からするとただの迷惑な行為でしかなかったとしても、そうした衝動性は現実の自殺へと繋がっていることがわかっている。
医者もしばしば誤診するし、双極性障害の患者本人も躁状態のときの自分を正常だと認識しており、それを人に話さないので無理もないが、この両者は別の病気である。
治療法も異なり、「前者のつもりが実は後者だった」という場合は弊害が生じる。
また、うつ病の患者が日常的な感情の変化を双極性障害と錯覚することもよくある。
映画などで反社会性パーソナリティ障害をサイコパスと安易に表現するようになって長いが、患者の多くは他のPDやうつを併発しており、発達障害も関係している。
歳を重ねて収まるケースもあればそうでないケースもある。
確かに色々誤解はあるよね。 ただ10年前、また20年前と比べたら、理解はかなり広まってる。 大人の発達障害なんてここ10年くらいじゃないかな? だから今後も理解は広まって...