「結婚」って何なんだろう。人生の墓場だ とかよく聞くけど、独身だからなおさらその意味が分からない。
最近、起床即faceboookを開いたら、紺色のタキシードの男性と白いドレスの女性を、これまたスーツの男性やらおしゃれ着の女性が
囲んでいる写真が目に飛び込んできた。寝起きだったので視界がぼやけていたが、目を凝らしてみたらそれは大学時代の友人の結婚式の写真だった。
ついにか・・・・・・。と思った。本来なら、そういう感想を第一声で出すべきではないのかもしれない。
いや、よろこばしいことではあると思う。友人にはこれからも幸せで居てほしい。だけど、この気持ちは何なんだろう。
一晩よく眠れず、自分の気持ちに問いかけてみた。それは嫉妬だった。
俺は今、猛烈に結婚=幸せの象徴 だと思っている。多くの人間共も、結婚は幸せの一つのカタチだと思っているだろう。
それが、今自分の手元には無い。自分はこのまま、友人たち既婚者様のように、「誰かにとって、異性の1番」に成れないんじゃないかという不安に陥った。
法的に特定の異性とセックスする許可を得た状態=既婚 だと思うと、強烈な焦燥感にかられて昼間も仕事に手がつかなくなりそうだった。
そこで、今日の昼休みから早速マッチングアプリを始めた。(通算3度目)
いろんな女の子の写真を選別している中で、見覚えのある女性の写真があった。
それは去年の12月に自殺した同僚の女の子だった。彼女もまた、結婚を人生の目標の一つに掲げている人間の一人だったようだ。
きっと彼女には思い描いていた人生があったのだ。恋愛をして、結婚をして、旦那さんと、そしていつか産まれてくる可愛いわが子のために生きる人生。
どうして、26歳という若さでそれを諦めてしまったのだろう。親御さんが職場に遺品を取りにいらしたとき仰っていたように
「いろいろあったのだろう」と思う。 それにしても、早すぎる。俺より4つも若い。
だけど、生きていく中で感じる苦しみや悲しみは、人生が長いからってその分耐えなければならないわけではないとも思う。
アプリに今も表示されている、葬儀の時の遺影と同じ写真。それを見て、本当に、気づいてあげられなくてごめん、と思った。
もっと声をかけてあげればよかった、密かに可愛いなぁと思ってたし、ちょっと誘ってみればよかった。机の席も斜め向かいだったし。
だけど自分は奥手すぎて、俺が中途入社して彼女が亡くなるまでの約1年間に交わした言葉は4,5回くらいだったと思う。
自殺は辛いな。 俺も冥福を祈るよ
AIで書いた文章?