一人暮らし歴もお互いに長く、それぞれに、それぞれの暮らしの習慣がある。
こういうのって、みんなどうやってひとつの家庭の習慣にならしていくんだろう。
私はけっこうおおざっぱなところがあって、彼はわりと細かいところにうるさい。
でも、私は高頻度で家事をこなしたくて、彼は週末の休みにまとめてやるタイプ。一緒に暮らしてからは、それすら危ういが。
ゴミを家においとくのがいやで、スーパーのリサイクルボックス利用したりしながら最小限のゴミにしていた私と、
ゴミをゴミ袋に放り込む以外の作業をするのはメンドウだし、ゴミの日かどうかよりもゴミ袋がいっぱいになってるかどうかで捨てる日を決める彼。
洗濯物の干し方とかにこだわりがなくてちょっと雑だけど天気にこだわらず毎日洗濯機を回したい・溜め込みたくない私と、
洗濯物は均一感覚で干したいしズレてるのもいやで生乾き臭にも敏感だけど、濡れたモノを含めて休日の週1回にまとめて洗濯をする彼。
こんな感じで、お互いにこだわったり、こだわらなかったりが全然違う。
彼から見れば、雨の日でも洗濯をする私は生乾き臭発生オンナだろうし、
私から見れば、濡れたものをそのまま洗濯カゴに入れて週末まで他のモノとちゃんぽんしている彼は生乾き臭発生オトコだ。
どちらが悪いとかいいとかじゃなくて、とにかくそれぞれの流儀がまったく違う。
みんな、これをひとつにどうやってしていくんだろうって、単純に気になったのだ。
私の実家は、母がすべての家事をこなしていて、父親は家事をしているのを見たことがない。
自分がお腹が空いたら料理だけは唯一するけれど、洗いモノはしない。洗濯も、お風呂掃除も、トイレ掃除も、雑誌や新聞の片付けも、
すべて母親(と私)がしてきた。母はそれが蓄積されて、今はもう家庭内で父親と一切話すことがない。
ある程度は時代もあるんだろうけど、きっと夫婦のコミュニケーションの取り方がよくなかったんだろうなとも思う。
もし、初動でどうにかできていたら、もっと違った夫婦関係があったんじゃないかなと思うのだ。
※まあ父親はでたらめな人なので誰と結婚してもうまくいかなかっただろうけれど
私は、彼とお互いに気持ちよく暮らせるようになりたいなと思う。
でも、サンプルが「母がすべてやって、影で父に嫌味をいい(昔は直接伝えたこともあったかもしれないが)、最後はすべて嫌になる」しかないし、自分はこれを見て育ってきたのでぼんやりしていると同様になりかねない。
私は、お互いに相手の流儀を尊重し合いながら、お互いに自分の流儀を妥協しあいがなら、私たちのやり方というのをつくっていきたい。
「これはイヤだ」「こっちの方が好き」「こうしたい」「ああしたい」となるべくお互い伝えてはいるし、
なるべく無理なく、ムリさせず、ひとつずつやっていければいいなと思っているけれど、
これがうまくいっている人たちというのは、何かコツとかあったんだろうか。
とりあえず、風呂掃除もトイレ掃除も掃除機をかけたりするのを今のところ1度も見てないので、時間はある程度かかってもいいから週1回ぐらいは自主的にやってくれるようになるといいなと思う。