2022-06-09

入念な準備をして風俗に行ったけど選択を誤って嫌になった話。

対面して思ったことは「やってしまった」だった。

嬢の鼻と頬はそれとわかる程、加工の跡が見て取れる。

休みの朝から車を走らせ、ひなびた温泉街を利用した。三十路を過ぎた男が朝から向かう温泉だ。湯女に汗を流して貰ういかがわしい所だ。

予約した時間入店し、指定された席に座る。甲斐甲斐しく動く若いボーイは働き始めから知っている。いかがわしい業態である服装から挨拶までしっかりしており、

風俗店特有の口上も爽やかなに読み上げている。


この「温泉」は少し変わっていて、開始時間になると始めにサービスしてくれる女性が一同に並び、気に入った嬢を指名する形式である。その後、嬢に案内される形で個室に移動する。

 利用する前日から入念な準備を欠かさない。ホームページで事前にパネル写真スリーサイズを見て、ある程度数を絞って望んでいる。写真では顔を隠されているが各々が醸し出す雰囲気は感じ取ることができ、身長おっぱいなど複数の要素を踏まえて選考する。しか最後の決め手は対面したときに感じる直感であるしかし掴んだはずの直感が間違っている事もある。


指名した嬢が席に着いた時、直感が誤った方向からたことを悟ったが後の祭りである

彼女の鼻と頬に「手入れ」の痕があり仕上がりも不味い。気落ちした無礼を悟らせまいと隣に目をやったがこれも不味い。隣客についた嬢が目に入り、つい羨望の目を向けてしまう。隣の嬢は青い。個室に移動しながら会話をするが、酒焼けした声、不自然に感じる甲高い嬌声、一言喋る度に笑い出す話法につい怯えてしまった。お湯を浴びるために服を脱ぐがそこでも違和感があった。嬢の陰毛処理がおかしい。昔のAVで見たような処理の仕方で、意図せずして彼女の高い実年齢が垣間見えた。


よく喋る嬢だが一言喋る度に甲高く笑うキャバ嬢のような対応に、いきり立つ愚息がつい消沈しかける。彼女は酒アレルギーらしく、酒臭い男とキスするだけで反応してしまうらしい。

酒ヤケみたいな声は実は酒ではなく、甲高い笑い声が喉に負担が掛かっているのである不憫だ。

嬢のサービス自体は丁寧なもの仕事をしっかり果たしてくれた。私はおっぱいをよく触るが、彼女も嫌がらず受け入れてくれた。豊胸であったが柔らかかった。

店を後にし、大きな川の流れを横目に帰りながら我輩は嫌になってしまった。入念な準備、遠征金銭など失ってしまった感がある。嬢のサービスはきちんとしていた。しか射精後に説教するオジサン気持ちがわかってしまう。こういうもの理屈ではない。

頭が冷静になると自分馬鹿欲望が嫌になり、風俗はもう利用しないと何度目かの誓いを立てた。

  • おいくら? まあそんなこともあるさ

    • 50分+指名込みで2万円しないくらいです。 でも候補あと2人いたので、そのどちらかにすればよかったと思いました。

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