2022-06-03

小学生の時にやった「父親仕事インタビューしてまとめろ」みたいなのが嫌だった

めちゃくちゃど田舎に住んでた。

電車も通ってない。インターネット最近光回線がきた。実家に帰るとまだときどき3G回線に切り替わる。その程度の田舎

同級生は7人(途中で一人引っ越ししていって6人に)。全校生徒は30〜40人程度の今は廃校になってるような学校

そんなど田舎に住んでる大人ってのはだいたい個人事業主だった。

大工だったり、○○組という土建屋社長だったり、飲食店を営んでいたり、木工だったり。

自分父親は車で1時間30分かけて電車もあるしデパートもあるちょっとした街の会社に努めているサラリーマンだった。やってることはコピー機営業

なんでそんな人がど田舎に住んでるかって言うと父も母も同郷(つまりこの田舎出身)で両祖父母から結構な束縛があったからだ。(一度引っ越ししようかって話になったが母親祖父がやってきて怒鳴り散らしていたがそれはまた別の話)

 

さて前置きが長くなったが、そんなんだから自分父親仕事紹介みたいなのが本当に嫌だった。

質問内容一個一個が個人事業主向けみたいになってて、

・どんな仕事

・その仕事をするのに必要資格は?

・その仕事をするためにはどんな勉強必要

みたいな内容で、先生としては「将来像を建てる時にどういうプロセスいるかを実感してほしい」みたいな意図があったのは今になればよくわかるのだが、営業マンにとってはかなり「ない」「ない」「ありません」みたいな感じの質問だったので父親もすごく頭を悩まして答えてくれたのを覚えている。

それをまとめたもの授業参観で発表するわけだが、周りの子が「お父さんは○○組の社長です!おじいさんから会社を継いで従業員さんは何人で」とか「お父さんは料理人調理専門学校にいって○○というところで何年修行して…」みたいな所で「自分のお父さんはコピー機を売る仕事をしています大学にいって精神面を鍛える必要がある仕事で」みたいなことを発表させられた。

今になったら別に恥ずかしい事でもないんだけど、周りの発表が尊大すぎてなんというか「手に職」感があってきつかった。

から自分は「手に職をつけよう」と漠然と思い浮かべて大学にもいって精神面を鍛えてこんな時間増田できるような会社の総務職についたってわけ。

自分子供ができたら大学精神面を鍛える重要性は語り継いでいこうと思う。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん