2022-05-18

シン・ウルトラマン感想

30代前半の二人で観てきた。

私たち世代はちょうどウルトラマンテレビでやっていなかった世代で、今回がはじめて観るウルトラマンとなった。

私はエヴァンゲリオンが好きで、庵野さんの映画を観たくて行ったクチだが、友人はエヴァすら観ていない。

とりあえずの感想としては、シン・ゴジラの焼き直しだなぁと思ったのが第一

怪獣ウルトラマンが本当に現れたら日本政府(と官僚)はどう対処するのか」という描写映画の大部分を占めているが、「それシン・ゴジラで観たよ」という気持ちになった。

初代ウルトラマンだと科学特捜隊は国際組織ということになっているから、日本官僚組織位置付ける必要は必ずしも無かったのではないか

官僚組織ドラマを描く過程物語矮小化されてしまった気がする。

次にウルトラマンデザインが意外と格好良くなかった。

成田亨真実正義と美の化身』をデザインコンセプトとしたと公式サイトにあって、その経緯は胸を打つものがあったが、実際あんまり格好良くなかった。

全体的につるっとしているデザインCG感を増幅させてしまっていて、ダメージを受けても傷つかない(体のラインの色が変わるだけ)というのが戦闘の緊迫感を減退させていたと思う。

特に後者について、カラータイマーというのはひとつ発明だったんだなと思った。

最後に思い付きを書くと、終盤にさしかかるところで、これはキリスト教っぽいお話だなということを考えていた。

神に比類するウルトラマンが、有限な人類の姿に身をやつし、人類を救うというのはかなりイエス伝ぽい。

ググってみるとその類似性を指摘する人がたくさんいて、勉強になった。(『ウルトラQ』の「Q」はQ資料から来ている、とか眉唾ものだけれども、結構おもしろい)

そんな感じで、なんやかんや書いたけれども、人の考察を読んでいたりする時間も含めると、結構楽しんでしまった。

初代ウルトラマンセブン帰ってきたウルトラマンぐらいは観ようと思わされた一作だった。

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