それなりにしっかりした賃貸マンション住まいを続けていたが、そこから安い木造戸建てを購入・引っ越しして数年経った。一般化できるかどうかは分からないが、想定していなかったコストが色々発生しているのでメモとして書いておく。
要はエアコン代。断熱がクソなので、暑いから冷房、寒いから暖房、PCは常時起動とやっていると電気代が月2万を超える(超えた)
いくらエアコンを入れてもトイレにまでその恩恵はなかなか届かない。夏の暑さはまだマシだが冬はクソ寒い(トイレだけに)。また我が家はトイレに空調がなく、窓で臭いをなんとなく追い出すという発想のため、用を足した後はどうしても臭いがこもりがち。改善したければ空気清浄機等をトイレに設置する必要がある。自前で。
マンションであればオートロックと高さが最初の関門となるが、戸建ては圧倒的に侵入が容易。人が多くも少なくもない適度な田舎なので今のところはあまり気にしていないが、状況が変わったら何らかの対応をする必要が出てくるだろう。自前で。
置き配を頼むと玄関前に放り出されることになる。今のところ盗難や水濡れといった問題は起きていないが。
マンションの共有回線よりは必然的に高くなる。光回線を占有できるのでこれは利点でもある。
これは不動産屋から念を押されるはず。管理費こそないが、壁の塗り直し、屋根の補修などを定期的に行わないと傷みが加速していくため毎月いくらかの積み立ては必須。
申し訳程度に適当な木が植えられていることが多いが、どう扱えばいいか分からないまま放置していたら毛虫が大発生して泣きながら殺虫剤を撒いた(その後15万円ぐらいかけて全部撤去した)
マンションとは違って防音もクソなので、騒音耐性がない人がお隣さんガチャでハズレを引くと厳しいことになると思う。子供の泣き声、犬の声、洗濯機など。逆に自分が騒音の発生源にならないかどうかを気にしてしまって窮屈な思いをする面もある。
駐輪場がないので自転車が雨ざらしになりがち。10万ほどかけて屋根を据え付けてみたが、ちょっと風が強いと雨が降り込んでくる。ただ自転車から降りて即玄関というのは良い。
風呂に窓があり、昼間や夕方に入浴すると明るくて快適なのだが(日光はやはり良い)、窓を挟んだ先はお隣さんの家。どうしても音に気を遣ってしまうためあまり自由ではない。
震度5で下敷きになれるパターンですね