一晩経ってもまだ吹き上がってるので。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4ad69b58a377f90d1e1a432cc68ac54db1e1e441
要は、副総裁は名誉職だから、岸田は安倍も菅も出来なかった麻生外しをついにやってのけた、って言う事で、これは麻生嫌いは快哉を叫ぶべき話なんだよな。
というわけで、ここ20年で見ても
の3人しかいない。空席の時期がかなり長いですね。
組織のポジションにおいては、担当者がいたりいなかったりする役職は、一般論としても大事な機能は置けません。皆さんの所属する会社でも役所でも団体ならなんでもいいんですけど、「時々担当が配置されて、たまに仕事するけど、後任がいない事もある」役職、大事な仕事を任せられますかね。その点党役員の連綿と続く機能とは一線を画しています。
また、改めてさっきの3人に目を向けてみましょう。上記3つの時代、彼ら副総裁は何をしてたかご存知ですか?凄い影響力持っていましたか??どうですか????
それでもまだ「外すなら何も職につけないのが正しい」というのはあるかもしれません。それも皆さんの組織とかで起こってませんかね。例えば社長争いで負けた方を名誉職につけたり子会社社長にしたりする奴。それと同じですよ。
「役職が人を作る」ってよく言いますね。これは抜擢された時にだんだんそれらしく実力がついてくる意味で使われる事が多いですが、逆も同じです。そういう名誉職についた人間は、どんどん声が小さくなって丸くなって行きますよ。信じられないかも知れませんが、組織の構成員は誰しも勝ち馬に乗りたがるのです。河野の議員票の下馬評との差は「勝ち馬」分です。それだけ利に聡い集団ですから尚更。これからは講演で適当なこと言って失言するだけのおじいちゃんになるでしょう。
また、これ(名誉職)をしないとなると、そういうレースに負けたら即クビ、一昔前の武家社会やゲームオブスローンズの世界なら即死です。これをやると、残された部下が自分の将来に不安を抱いたり恨みを残したりするので、組織が脆くなるんですよね。それで裏切りと下剋上が頻発する。
そういう事にならないために、ソフトランディングで名誉職に上げつつ、徐々に融和させたり切り崩したりする。
麻生クラスの大物を即無役にするのは、一昔前なら斬首に相当です。今回のは楽隠居なので全然違いますね。それでも斬首にすべきというのは、ある意味麻生派の残党に恨みを抱かせて自民党組織よメタメタになってくれ!!!というある意味アンチ麻生としては正しい願いなのかも知れません。
でも後釜が・・・
なるほど、これで我が国もまだまだ先が遠いとはいえ、先進国並みの民主主義国家に一歩近づいたというわけだね。
元増田の挙げた3人は、常設ポジションの無い副総裁。 しかも、麻生の常設ポジションは、財務大臣。 「平+α」と「財務大臣+α」とでは、全然意味が違う。