2021-07-06

勝ち組人生と言われるけど中身は負け犬

元増田都心の高級住宅地(笑)に生まれた。

私立ボンボン学校に通い一流と呼ばれる大学を出て就活もお祈りされることなくあっさりと大企業に入り一般年収よりも遥かに高い給料を貰いながら生活している。

字面だけ見れば遥かにまれ人生なんだろう。

かに金に困ったこともなければ何かを諦めた経験ほとんどない。家庭環境もすこぶる良好だ。

だが「増田君は人生イージーだよね」と他人から言われると何かシャクにさわる。別にこちらがマウンティングをしたとかではない。そもそも他人生活に興味が無い。こちらの素性を聞いておいて噛み付いてくるのは何なのだろう?どう答えれば満足してくれるのだろう?

自分のこの違和感は何なのだろうか。

自分人生ってそんなにイージーなのか???

個人努力は無かったことにされるのか?

いや、恵まれているのは環境のおかげであって自分自身が有能なわけではないのかもしれない。

そもそも増田世間の「普通」が分からない。

幼少期から周りもハイスペックな奴ばかりなので自然競争が当たり前の社会に身を置くことになる。周りの子供が鼻を垂らして遊び呆けている間自分はひたすらに勉強習い事に打ち込んできた。その投資無駄にしない様常に人より優れた結果を出さねばと子供ながらにプレッシャーを感じていた。

社会に出て、自分と周りの目線が違うことに戸惑うことが増えた。「それは恵まれた人だから言えるんだよ」と指摘を受けた事も何度かある。

無能な癖に、矜持だけは一人前に育ってしまった。

三十年近くこの価値観生活してきたので、今更競争社会的な地位と無縁な生活を送ることは恐らくできない。自分にはそれ以外何もないからだ。

空っぽ自分スペックで誤魔化すことでこれまで生きてきた。恐らく今後もそうなのだろう。

それでも、いくら取り繕ったところで周囲には透けて見えているんだろうな。

  • 「幼少期から周りもハイスペックな奴ばかりなので自然と競争が当たり前の社会に身を置くことになる。周りの子供が鼻を垂らして遊び呆けている間自分はひたすらに勉強や習い事に打...

  • 「幼少期から周りもハイスペックな奴ばかりなので自然と競争が当たり前の社会に身を置くことになる。周りの子供が鼻を垂らして遊び呆けている間自分はひたすらに勉強や習い事に打...

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