「他人の目を気にするな」
「人はあなたにそこまで興味ない」
「自意識過剰は悪、自分らしく振る舞え」
「ありのままが一番素晴らしい」
このタイプの自己啓発チックな美辞麗句、
令和になってもなかなか無くならないけど全部嘘な。
実際に世の中の大半は他人の一挙手一投足を具に観察してるし、
規範から少しでも逸脱した奴はすぐに非難の的になるし、
無加工で自己中な自分をありのままに開陳したら孤立まっしぐらだ。
「オタクが臭い理由…」、「弱者男性が回転寿司で…」
なんてのが直近だとバズってたけど、オタクや
発達障害系の男が孤立無援かつ非モテになるのも、
「自分が他者からどう見えているか」という、
第三者的視点の欠如が原因と見てほぼ間違いないだろう。
よっぽどの実力(それこそ庵野秀明とかそれくらい)の
レベルの仕事の実力や金を稼ぐ力が無いと、
そこの欠点をカバーすることは難しい。
女も例外でなく、TPO無視の奇抜なファッション、
周囲の協調の輪を乱す我を通すような言動、
自分のスペックに不相応な高望み、なんてのは
男でも肝を冷やすぐらいボコボコにぶっ叩かれる。
ただ当事者が若いうちなら他者の視点を蔑ろにしてても、
「攻めてる、尖ってる」とか言って周囲が面白がってくれるが
一定年齢までに行くとクルッと掌返されて終わるぞ。
「あいつには自覚が無い」「前から気に食わなかった」
とか突然言われてな。大宴会してたYouTuber軍団がそれ。
一番賢い奴は自己プロデュースを徹底して、
他者からの評価を見事にコントロールしてる奴。
若い頃に尖ったキャラを一気に周知徹底させて、
無敵期間のモラトリアムを存分に満喫したあとに、
バレない程度に徐々に毒素を抜いていく、ってやり方。
テレビ界隈ならビートたけし、ダウンタウン、マツコ、有吉
ネット界隈なら山本一郎、ひろゆきなどなど。
ここに挙げた人達、尖ってるイメージだけど、
今やマジで人畜無害の善人だからな。
Permalink | 記事への反応(2) | 12:00
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年齢を重ねても他人じゃない人間関係が作れなかった皆さんこんにちは
上二つはまあまあ聞くけど下二つそんなにある? 強いて言えば自己中な奴が言い訳に使ってそう