2021-04-30

現状のコロナ政策に関する個人的見解メモ

自粛要請実効

人によってコロナへの警戒度にギャップが生じている現状では、お願いベースでの行動抑制アンフェアかつ効果が薄い。外出した人が得をしつつ、自粛した人(低リスク者)は外出した人(高リスク者)と接触することで、自粛したにも関わらず二重の負担を強いられる。本当に人流抑制必要なら、短期間の罰則付きロックダウンをすべき。GWに入った今ではもう間に合わないので、必要なら法改正議論を。

ロックダウン補償

ロックダウンを行う場合でも事業者への全額補償財政上厳しいし、法的にも必須と言い切れない(社会全体への規制特別犠牲と言えなくなるため)事業者への協力金(というよりお見舞金)は増やしつつも、最後政治家覚悟を決めて国民にお願いする必要がある。

医療体制の強化

病床(医療関係スタッフ)をこれ以上増やせるかどうかはよく分からない。お金解決できる問題なら政府もっと支出すべき。

クラスター対策から人流抑制への転換

尾身氏によると、人流抑制に舵を切った理由は、変異株の流行・経路不明感染の増加・感染対策を十分行っていない人の増加とのこと。理由としては了解できるが、この方針転換については、もっと丁寧に国民に周知する必要があるのでは。(菅総理の会見で行うべきだった)

オリンピック実施自粛要請

オリンピック中止は必ずしも自粛要請バーターではなく、特に入国選手スタッフによる感染対策が、専門家の目から見て科学的に安全と言えるのであれば、開催の選択肢もありうる。ただ、オリンピック開催が人々の自粛意欲を失わせる、悪い意味でのアナウンス効果は大きい。今すぐ中止にしないまでも、最低限、国・組織委員会として、場合によっては中止もありうる選択肢を示すべき。

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