2020-11-11

教育方面に身を置くものの雑感

来年から高校学習指導要領が変わる

学習指導要領が変わると学ぶ内容ややり方が変わるゆとり教育ぐらい変わる

最近では文春も週刊誌も黙って眺めているがかなり大きな変革である

今回の主題は「主体的対話的で深い学び」。お分かりになるだろうか?

主体的はわかる自分からやるということ

対話的というのは他の人との意見交換を経て自分の力にするということ。コミュ力

深い学び。よーわからんが、知識ネットワークかをしてエウレーカ!自分で様々なことから学びとること。

さて、そんな時代出世競争とはどんなもんだろーか?

この改訂は30年前の受験戦争学力偏重社会とは大きく離れて、

何が受けるかわからない時代。何がこの先生き残れるかわからない時代を生きていく力という点に重点を置かれている。

そんな時代出身大学出世が決まるなんてナンセンス。無論学閥は残っているので、学閥出身者の引き受けはありあえる。

入試も変わる。これから共通テストの点数のみならず口頭試問やグループワークも入試に加わる。

どんどん大学入社試験が降りてきている感じだが、そんな感じになるんだろう。

立身出世自分の頑張りである学力だけでなく、地域文化力、家庭の文化資本、学友の知的レベルにまで波及する恐ろしい時代なのである

この場合に、階層固定化というのはどう作用するのか?進学塾に行ける家庭は確かに強い。

金持ちがこれまで以上に階層の上部を席巻する社会になるのか?

はたまた、地域ぐるみ教育にあたる文教都市受験に強くなる「地域学力差」が生まれ、やはり東京のあたりが強くなるのか?

それはわからない。

私としては社会人材育成観点から行って、社会人になった人間が改めて自分の専門に近いユニバーシティカレッジに通いやすリカレントがしやす社会であって、再挑戦・リベンジを後押ししてくれる社会になれば、日本社会としての強度も保たれるものと思う。以上、論考終わり。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん