2020-08-10

富裕層になってみて思うこと

何年か前に富裕層(野村総研定義金融資産一億円以上)になり、今は超富裕層(同五億円以上)を目指している。まだ二億程度。

年収千万ちょっと届かない程度のサラリーマンとしての給与収入と、年によって大きく変動するが金融資産からキャピタルゲインインカムゲインが年数百-数千万ある。

結論から書くと、1.将来の事はいまだ不安で仕方がないし、2.生活が派手になったとか楽になった実感も一切ない。

1.将来の不安については、働く事自体社会人になった時から嫌で嫌でたまらないため、仕事を辞めてしまおうかどうか迷っている事が大きい。

ただ、辞めても資産からの上がりや切り崩しで食っていけはするだろうが、家族含めて一生安泰には程遠い。

二億を全額投資して平均利回り4%(FIREの標準利回り)だとして、額面で800万、課税後の手取りは600万ちょい。

しかも実際は一部は運用せず現金等で残しておくわけなので、手取りもっと少ない。

子供に十分な教育を施し、老親の面倒もみると仮定するとかなり苦しい。

2.生活ぶりについては、まずサラリーマン博打を打たずに富裕層になるためには、徹底的な倹約必須

自分サラリーマンとしては高収入な方だが、それでも倹約を貫き投資に回してきたからこそ今の資産を築けた。

それはもはや価値観として内面化されており、ちょっとやそっとの金があったくらいでは贅沢をする事は有り得ない。

自分感覚では、五億程度の資産と二、三千万程度の不労所得があって初めて、ちょっと贅沢してもいいかなと思う。

なので、今は学生時代と大して生活レベルは変わっていない。

外食なんてほぼしないし、安マンションを賃借して車も持っていない。


唯一変わったのは、命や将来に関わる事に出せるお金が格段に増えた点。医療教育毎日食材など。

これらには最高級とまではいかなくとも良質のものを、ある程度金に糸目はつけず支出している。

という事で、金はあるに越した事はないが、そこそこあっても相変わらず不安には苛まれるし、人生が一気にバラ色になる事もない。少なくとも自分場合は。

資産収入に関わらず疑いなく人生をかけてコミットできる仕事を持っている人の方が、金は少しあるもの仕事を辞められる程ではなく、嫌々仕事をしている自分の様な人間よりも何倍も幸せだと思うし、羨ましい。

  • 資産や収入に関わらず疑いなく人生をかけてコミットできる仕事を持っている人の方が、金は少しあるものの仕事を辞められる程ではなく、嫌々仕事をしている自分の様な人間よりも何...

  • 羨ましいと思うなら転職すればいいじゃん。脳みそついてるの?

  • 寂し人生だのう

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