近頃、twitterの百合クラスタで、たみふる氏の発言が炎上している。
経緯などはこれらを参照してもらいたい。
元ツイート
https://twitter.com/_tmfly_/status/1289550699320102912
https://note.com/yukiissour/n/n052acd6cbb7b
https://kangaegotochu.hatenablog.com/entry/2020/08/05/193729
今回の炎上について、いくらか思うところがあるので、吐き出させてもらう。
twitterの140文字は短く、氏の意図を正確に汲むことは難しい。ここでは、一つ、肯定的な捉え方を披露させてもらう
私は登場人物を「レズビアン」、「同性愛者」としてのタグ付けで理解・回収してほしくなく、登場人物の個々のパーソナリティを見て欲しい、と理解した。
「レズビアン」、「同性愛者」という単語を避けているのは確かだが、差別意識から来るものとは思えない。
作品を読めば、たまたま女性を好きになったわけではないのは明白であろう。この「たまたま」は百合を主題とした作品ではなく、二人の恋愛がたまたま百合である、というように私は理解したが、どうだろうか?
今回の議論では何故か、レズビアンvs百合オタク、という構図にまで発展している。しかし、当のたみふる氏もレズビアンと思われ、今回の炎上はレズビアンの中での内紛にあたる。
それなのに、こんな話になるのは、日頃、百合クラスタ内におけるマジョリティ(権力勾配の意味で)であるレズビアンが、いかにマイノリティである百合オタクを忌避し、あるいは差別意識を抱えているかが分かる。
たみふる氏のセクシャリティについて
https://twitter.com/m_chu95/status/1290306907429691392
この記事を書いている時点では、たみふる氏はこの件について沈黙を守っている(この件とは関係ないツイートはしている)
この対応は正しいとしか言いようがない。否定派はたみふる氏を間違えているとして、攻撃的になっている。仮に議論をしたところで、益のある結果になるとは思えない。
セクシャリティや創作に対するスタンスは百人百様である。もちろん、明確なヘイトには戦っていかなければならないが、スタンスの違いを間違えていると断じて攻撃することなく、自分の考えにそぐわずとも、多様な考え方を「あるもの」として共生してもらいたい。