まず、相手を「好みの創作物を供給してくれる神様」などとは思わない。
事実相手は一個人であるし、ジャンルの切れ目が縁の切れ目であっても仕方のない関係性の希薄な相手だ。
考えが違う事もあって当たり前。
だからこそ、相手が気持ちよく創作できるように気を使おうと思っている。
自分の性癖にぶっ刺さったり、素直に良いと感じた表現方法を拙かろうがひたすら伝える。
分からない部分はいいねだけで済ませる事もある。でも、知らないキャラを描いている時は(興味を持った時に限るが)調べに行ったり聞いてみたりする。大体歓迎される。
また、相手が実生活で悩んでいる時は、励ましたり、言葉だけにはなるが力になろうとする。早く元気になってまた楽しく創作してほしいからだ。
人によっては上記の事を快く思わない人もいるだろうから、最悪ブロックされても仕方がないとの心持ちで、すべて勇気を持って行動している。
(前途の通り、本来関係性の薄い相手なのだから、失敗しても気にすることはない)
こうやって会話を重ねていくと、波長の合う相手ならばそこそこ仲良くなれ、お互いに布教しあったりする事もある。
それには今現在のジャンルを蔑ろにする意図は全くなく、ただ友人同士で同じ物で盛り上がりたいという動機があるだけだ。
例の漫画を読み、このような私の行動はおけけパワー中島でしかないと知った。
しかし、創作者の助けになろうとしたり、仲良くなったりする努力をしていない人から負の感情を向けられていたとしても、だったらお前は何かしたのかよ?としか思えない。
私がしている事はそんなに罪深い事か?
二次創作者は一生誰にも影響を受けず、気の合う友も作らず、ストイックに同じノリの同じカップリングの作品だけを発表していく機械と化さなければいけないって事なのか?
そんな決まりがあるのだとしたら、ただの一趣味でしかない割には苦痛が大きすぎるので、さっさと筆を折ってバイクで放浪旅でもしに行こうと思う。
※ちなみに私は現実社会ではうまく喋れないコミュ障で、数年前まで交流怖さにサイトヒキをしていた二次創作腐女子だ。熟考を重ねた文章ならばギリギリ人に受け入れられるネット弁慶じみた人間なので、別にフッ軽コミュ強ではない。