昨今のブコメなりニュースに対するインターネットの反応を見ていると、
マスコミやジャーナリストという言葉にアレルギー反応を示す人がいる。
マスコミとは
>>マスコミュニケーション(英: mass communication)あるいは大衆伝達(たいしゅうでんたつ)とは、マスメディア(具体的にはテレビ、ラジオ、インターネット、新聞、雑誌、書籍など)を用いて、不特定多数の大衆(マス)に大量の情報を伝達すること。<<
ジャーナリストとは
>>ジャーナリズムに関係をもつ人。新聞・雑誌などの編集者・記者など。<<
コトバンクより
ここでのジャーナリズムとは
>>新聞・雑誌・ラジオ・テレビなどにより、時事的な問題の報道・解説・批評などを伝達する活動の総称。また、その機関。<<
コトバンクより
つまるところ、前述のアレルギー反応を持つ人は、報道、社会情勢の伝達を行う人々に対するアレルギー反応である。
では、この人々がどのようにして情報をアレルギー無く摂取するのか。
面白いことに、果物アレルギーの人が、加熱加工した食物が平気であるように、処理を加えた情報なら摂取できるのである。
ここでの処理済みの情報を提供する人々(主にインターネット上に存在する)の実態、全体はあまり良く分かっていない…と思う。分布はインターネット全域に広がり、形態は多種多様である。
それでも、マス(大衆)に情報を発信できることから、それらはオルタナティブ・マスコミと、もはや当て嵌めることができると思う。
そして、たしかに言えることは、オルタナティブ・マスコミに、悪名高きまとめサイトも含まれるということだ。
このマスコミの特徴の一つとして、「インターネットの反応」と言う、調味料を加えることがある。
なんでも、風の話に聞くところ、はてなと呼ばれるサイトが提供するサービスの一つに「はてなブックマーク」というものがあるらしい。
これも、調味料を加える形のオルタナティブ・マスコミとして見ることが出来て、使用者の多くは、マスコミのサイトで情報を摂取する時に、ブックマークと呼ばれる「インターネットの反応」を自発的にふりかけて摂取する。
もはや、インターネットでは、ジャーナリスト、マスコミという言葉でアレルギー反応を起こす人が急増している。
これは、もはやインターネットにおける現代のアレルギー「花粉症」のようなものだろう。
オルタナティブ・マスコミの現在の特徴として、マスコミが存在しないと、存在できないことにある。
そこで、マスコミの方でも、これらのアレルギー反応を持つ人たちに対応できる、オルタナティブ化を打ち出し、現代の人々の体質に合わせる必要があるのかもしれない。
>は実体参照で文字化け回避。60か62だったかと