2020-03-29

ロックダウンの恒例行事化で地方活性化

Wikipedeaによると、ここ100年くらいの間にスペイン風邪から数えて6回のパンデミックがあったそうな。

スペイン風邪アジア風邪、エルトールコレラ香港風邪、A(H1N1)pmd09(新型インフルエンザ)、COVID-19(新型コロナウイルス感染症

かつての感染症と違って、現代感染症のほうが現代医学で制御できると思ったりもした。しかし、制御できるどころか、現代医学の発達以上にヒトの移動の激しさと、都市人口密度によってかつてない速度で世界中に広まっている。

今回のCOVID-19が単年で終わったとしても、数十年に一度は違う感染症パンデミック騒ぎはあるのだと思う。そして、COVID-19が単年で終わることもないように思う。

ロックダウンは毎年の恒例行事なのかもしれない。

けっこうな対策費を計上するわけだが、来年も再来年もその額を出すのは不可能だろう。

今年制御出来なかったら、来年、再来年もっと悲惨なのだ日本中国のようにヒト、モノ、カネを躊躇なく使うべきだと思うのだが、まあそれはいい。

しかし、経済も悪いことばかりではないように思う。

人口が多い都市の閉鎖が毎年のように起こったら、都市生活することをリスクと感じ地方を好む人も増えるだろう。

お金があっても、タワマンより、戸建ての豪邸に住みたくもなるだろう。

そういうわけで、東京大から地方都市へ、地方都市から地方の小さな市町村へ、人口流入すると思う。

地方仕事がないとそんなことは起きえないと思うかもしれないが、地方仕事も増える。

こうも簡単予測不能工場が止まると、大きな工場を一か所建てて全世界へ出荷するというのも難しくなる。必然的に、工場の数は増える。

国を超えての輸送さらに困難だ。

メキシコでつくってアメリカに輸出なんてリスクしかない。

トランプ恫喝しなくたって、いろんな州に工場が建つ。

今よりもっともっと部品材料供給元の数は増やされ、世界中中小町工場も潤う。

小売りだってイオンのような大型店の一人勝ちじゃなくなる。感染症蔓延していて、一人の感染者が出ると、二桁三桁の濃厚接触者が出るような大型店は営業がままならない。

人は生きているのだから、生きてる限りなにかしらの消費はする。そのための生産活動がある。腹が減ったら飯を食うし、機械が壊れたら買い替える。経済活動がなくなるわけじゃない。

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