主催者や偉い人がいるのはバックステージ。お客さんに対応するのは運営サイドが雇った派遣会社。その多くは日雇いのバイトです。
この実際にお客さんに接する日雇いバイトたちが、今困窮して苦しんでいます。
そう思った貴方は正しい。実際に多くのスタッフがイベント業界を諦め、別の業界に転職を始めている。
学生がバイトでやっているなら別の仕事を見付ければいい。フリーターならやはり別の仕事を見付ければいい。
日頃多忙で不定期の休みに小遣い稼ぎをする人たちは、残念だが終息まで休んでいてもらうしかないだろう。
では残っているのは誰なのか。
これはイベント業界特有の現象なのだが、日雇い=最下層の立場とは限らないのだ。
下手な社員よりも権限があり、現場のスタッフの指揮どころか評価まで任されている。給料も抜群に高い『日雇いバイト』
イベント会社にとって何よりも大事で、後継が育っていないと会社の屋台骨すら揺らぎかねない大事な人財である。
時給制で長時間勤務も多いので軽く30万以上稼ぐバイトチーフたちは、会社からの引き留めもあり転職が出来ないでいる。
だが、一月以上現場が全く稼働していない状態が続けば、さすがのチーフたちも限界が訪れる。
3月19日の会見で自粛がしばらく続くのが確定的となり、転職を目指す動きが一気に活発化した。
うちの会社で大人数の現場を仕切ってくれていたチーフも、故郷に戻り家業を継ぐという。引き留めなど出来るはずもない。
内情を明かす事になるが、私が勤めている会社は3月中には自粛が終わって再開すると見込んでいた。
もちろんいきなり100%には戻らないだろうし、ドームやアリーナクラスの会場はしばらく難しいとしても、各地の市民会館くらいなら出来るようになるだろうと。
何故かというと、イベント会社やフリーの技術者たちが仕事が皆無の状態で耐えられるのは一か月程度が限度なので、再開せざるを得ないという判断だった。
もちろん仕事量は大幅に減るが、チーフたちが働く現場さえあれば、終息後にまたバイトを増やせば現場は回るのだから。
再開した興行も、人数は本当の意味での必要最小限。余剰人員は一切なく、休憩すら満足に回らない状況だ。
普段ならそんな仕事は断るのだが、数少ない依頼を断る余裕などあるはずもない。
元に戻らないというが、そもそも、戻るべきなのか、戻る価値があるのか考えてほしい。 特定の業界に囚われていた労働力が、適材適所に再分配されたと考えたら、 むしろ戻らないほう...
戦時中の日本でも、エンタメ業界は「欲しがりません、勝つまでは」の標語通りに自粛、自粛、自粛だったからね。 今回のコロナの場合も「どうすればいいか」と聞かれたら、戦争が終...
がんとの医療の闘いを戦争に喩えた人が居るが、今回のコロナこそまさに戦争の喩えにふさわしいな
いやマジな話 今はネットあるんだからネットで興行すればいいじゃん なんでできないの? 散々ネットが一般人のものになっただのなんだの言うてた癖に結局IT音痴なの?
ほらな? 安倍と自民みたいなゴミを思考停止して支持してるからこうなる 今の状況は右傾化した日本人の馬鹿さが招いた
キリギリスは、どうして冬に備えてたくわえをしておかなかったのでしょう
バイトチーフって「バイト店長(ニヤニヤ」的なやつ
×イベント業界 〇日本 ◎世界経済