教育行政の声の大きい人達からは概ね批判的な意見が上がっている。
これ、なんのための「全校休校要請」なのかが一番大事なんだけど、
要請自体が問題として大きく取り上げられていて、「なんのための要請なのかが分からないですよねー」とか、
「首都圏の満員電車は良くて学校で児童や生徒が集合するのはダメって基準が分からない」ってのがよくある言説。
新聞報道がされないのが問題なんだけど、全国でというのがポイントで、
恐れているのは地方における、救急・医療体制の機能不全ってことが分からないのかな・・・
東洋経済とかで時々特集されてるけど、地方(首都圏、近畿圏以外)の医療体制は相当脆弱になっていって、
医師の数はもちろん、病院数、ベット床数なんかも人口比で言うと適正値から程遠い。
そんなところで集団感染が始まったら、ただでさえ足りない医療機関が指数関数的患者数の増加によって一瞬で機能不全に陥る。
学校という(ある程度)直接行政機関のコントロールが効く集団を一時的に集団化しないような手当するのが、
今のところ、ベターな選択肢だろう。企業活動の停止を呼びかけた場合、経済補償なども検討しなければならずより政策的には複雑化する。
有能な政策立案者が耳打ちして、総理大臣の政治的な決断を背景に行政を動かし、