スーパーコンパニオンを臨時でやった話を書いたら、「知らなかった」っていうブコメが結構ついたので、ちょっと驚いた。そんなに知られていないものなのか……。
今は宴会にスーパーコンパニオンを呼んで遊ぶなんてあり得ないくらいなのかな。ブコメにも、スパコンを呼ぶのを禁止しているホテルがあるというのがあった。
思えば、私にスーパーコンパニオンとは何か教えてくれた、スナックの常連のおじさんお兄さん達がもう既に、スーパーコンパニオン呼んで遊ぶのはさすがに嫌だよ、あんな遊びする奴らを同じ人間とは思えねぇ、なんて言っていた。
常連さん達、当時20代後半から40代だった。今から16年位前の話だから、今は40代から50代後半くらいになっている。スーパーコンパニオンのお得意様と言われていた消防団も、すっかり代がわりして、今中心となってるのが、スパコン遊びなんか嫌だって言ってた人達の世代なんだもんね。
実際、私の夫が消防団員だけど、温泉一泊旅行でスパコン呼んで乱痴気騒ぎなんか誰もやりたくないからやらないって言っている。
ある程度助平な人でもスパコンで遊ぶのはキモい・人の心がない、という認識。時代は変わったんだねぇ。
変わったといえば、ブコメで自己責任って罵られるかと思ったら意外とそれは少なくて、それは犯罪だから警察行けとか一万罰金の時点であり得ないとか、それは売買春だろとか、悪いのはそこで勤めてる人ではなく業態や客の方って認識されていて、しみじみと、時代は変わったなぁと思った。
私がスパコンやらされたのは2003年の暮れのことだった。当時はお水風俗でなくても、バイトってかなりブラックだったから、感覚が麻痺していたと思う。体調管理出来なくて欠勤して罰金を払わされる……当時だってそんなのダメなことだったはずだけど、言われれば従わざるを得ない、そんな風に追い詰められながら働いていたなぁ。
客と揉めて上司や雇用主が守ってくれるというのも無いと思い込まざるを得ない環境(実際、逆に叱責されたりクビにされたりと、誰も守ってはくれなかったのだ)だったから、コンパニオンが四人チームで、何が起きても自分等で頑張って解決しなきゃならなくて、派遣元はただ命令して脅しをかけてくるだけ、という状態だったのにも、酷いよなぁと思いつつもどこでもこんなもんだろうという諦めを感じていた。
あの記事を書きながら、チームにいた二人のベテランのお姉さん達の話してたことを思い出したのだけど、二人とも、自分達がやらされてるのがスーパーコンパニオンだというのを知らなかったのではないかなと思った。やっぱり、自分らは普通のコンパニオンだという意識で働いていたのではないかな。お客さんとお風呂に入ることもあるけどお触りは禁止だから大丈夫。それをそのまま信じていたのでは?
セクハラやレイプされたら自己責任。ちゃんと上手くあしらえなかった自分が悪い。そういう価値観だったんじゃないかなあ。お水風俗だけでなくバイトって全体的にそんなんだったのだから。
まさかとは思うけど、お客さん側は「スーパーコンパニオン」と「コンパニオン」は別物と見ていたのに、当のコンパニオン達は自分達がどっちのカテゴリーに振り分けられているのか、知らなかったのだろうか?これは完全に私の想像だけど。
うんち
スーパーコンパニオンは、衣装の露出度が高すぎるんだよ。 https://ryokou-ya.co.jp/companion-blog/super-companion-info/ いつでも裸になれますよ。なんならここで脱ぎましょうか? みたいなやらしい...
旅館での宴会などに呼ばれてセクシーな接待をする女性のこと。 anond:20200120023125