言った瞬間にセクハラが完成し
その後、セクハラをされたという絶望しか残らない、魔法というには幻想的すぎる
もは、殺気と捕らえた、あるいは、自分が気付いた時点で事はすんでいる
分解していこう
この発言の何が凄いのかでありますが、考えてみるとこれほど確かに
じっくりと言葉の意味を考えさせることで、セクハラされていく感触を味わえる言葉はない(女性にとって)
そうだ、人間の厄介なところである、高度な知的生命体であるが故のことである
言葉を理解する瞬間に、その理解が、想像という別のそれを働かせてしまうのである
アンサーはどちらでもよいのだ、どちらにせよ既に完成しているのであるから
女性がそれを言われた瞬間に、まず、それまでと時空が異なった
言うなれば、間合いにはいりあまつ、斬られたと感じるそれと気付かなくてはならない
ただ、そこからリアリティを持たせるために、どこからかを聞いているのである
つまるところ、おっさんの脳内では、既に裸に剥かれている公算が高いのである、
辻斬りならば、切り終えたという懐紙をばらまく、あの行為に近い
その行為が、相手の認識によるあたり、本当に斬殺のそれに近いと思われる
そうだろうと思う、書いている私も思ったよりも大したことないとビビっている
だが、凄い発見をしたと思ったのでありまして書いておる
それは、その発言をすることにより
それを、馬鹿正直に、「あなたの裸を想像したんだが、体洗うシーンに繋げたいので、
どこから洗うか教えて欲しい」などと言うような雅美もへったくれもない、
それは、それでよいのである
その後に、おっさんという生き物は、言った後、はじめて本当に目の前の女性を
脳内にて、裸にひんむくという行為に及ぶことができるからである
目の前にいる人をとっくりとと、それを見咎められようがなんだろうが
それで堪能できなくもない人も多い、もはや、前述の理論の意味がないというか
精神が伴わない場合も、そういうことになったと勝手に判断する可能性もあるからだ
ガードしようと思えば、目の前のおっさんの息の根を止める必要がある
それですら、相打ちという可能性もある、極めて強固な技
女性は日々、この発言に脅えていかなくてはならないかもしれない