(主に)男性においては非モテコミット非モテスパイラル理論というものが存在する。
要するに、1人の女性にやたら執着してしまうことによってモテなくなりさらに次の数少ない候補に執着してしまうという悪循環のことだ。
そしてここでは、主に女性が陥ってしまう悪循環について説明しようと思う。
一応書いておくとヤリモクとはセックス目的、バイアスとは先入観・偏見、非モテスパイラルはモテない悪循環という意味とする。
具体的な状況をまず書く。
そして1〜3回程度デートを重ねセックスをした後、男性側からの連絡が減り、最終的にそれが途絶えてしまったとする。
ここで女性が「あいつはセックスだけが目的で私といたのだろう」と判断する場合がある。
もちろん、単なるセックス相手を探して出会いを重ねる男性がいることは事実である。
しかし仮にそのような男性であったとしても、女性がめちゃくちゃ良い性格が良い絶世の美女であれば真剣に交際することを考える。
つまり、デートやセックスをした後に女性が交際を求められない場合、女性自身になんらかの不足があったと考えるべきなのである。
女性側が取るべき行動として、ヤリモクだとその男性をみなし、なかった過去のように振る舞うことはあまりおすすめしない。
なぜなら、重要なのは失敗を活かし改善を重ねることだからである。
失敗から目を逸らし、自分以外の対象に改善を求めるような態度では状況は逆に悪化してしまう。
仮にそこからセックス後にやり取りが途絶えてしまう結果が続いた場合、「男なんてセックスのことしか考えてない…」というバイアスの持ち主となってしまい、ますます男性は遠ざかっていく。
似たような問題として、「相手がマメじゃない」という不満にも注意が必要だ。
もちろん男性側が忙しい、いい加減な性格、という可能性もあるが、(これは男性もだが)女性が考えるべきは自分は強い関心を持たれる魅力がない、ということだ。
繰り返しになるが、自分以外に改善をもとめるような態度は不幸を招く。
セックスとは、女性を優位にする強力なカードではない。(むしろ、そのカードを使った後は男性側が有利になる。)
セックスとは、女性側から交渉条件として差し出すものではなく、あくまで二人による前向きな合意があって行われるべきものだ。