まず本稿はけものフレンズ2(以下「けもフレ2」とする。)を擁護するわけでも批判するわけでもない。アプリ版から見てきた自分が今のけもフレ2やそれに対して思うことを述べるだけである(割と長いので、最後の方に自分が言いたい事をまとめたので、とりあえずそこだけ読んでくれればいい。)。
今の制作陣の方には申し訳ないが、やはりけもフレ2はけものフレンズ1(以下「けもフレ1」とする。)と比べると、一段劣ると言わざるを得ないだろう。それ程にたつき監督の作るけもフレ1は面白かった。
ただ、けもフレ1期を楽しんだ層のうち、アプリ版に触れたことのある層はそう多くはないだろう。だから、アプリ版の人気からすると1期は出来すぎであり、2期くらいの評価が妥当な所だと思う(アプリ版は面白かったが大人気になる事は無かった。)。
けもフレ2の最新話で登場した観覧車がけもフレ1で登場した観覧車であり、その観覧車が朽ち果て海に沈んでいたことから「けもフレ1の否定だ」等という意見を見たが恐らくそれは的外れな意見だと思われる。そもそもけもフレと言う物語は出会いと別れというテーマが根幹にある。恐らく観覧車が海に沈んでいたのは、けもフレ1とけもフレ2は同じジャパリパークではあるものの、時間が経過しているということを表現したかったに過ぎない。
そもそもアプリ版からけもフレ1が出るまでの間にジャパリパークは壊滅している。アプリ版ではジャパリパークが運営されていたが、けもフレ1ではヒトが珍しいという状況になっている。けもフレ2に対してけもフレ1の否定だと言う人は、アプリ版からけもフレ1になるにあたってアプリ版の否定だと言ったのだろうか。
イエイヌの回だって、自ら別れを切り出しイエイヌに対して、一緒に行こう等という事が本当にイエイヌにとって幸せな事だろうか(ただ、制作陣の表現の下手さがあの超低評価を招いた事は否定出来ない…。)。それは恋愛系の作品で敗れたヒロインが主人公に付き纏うような物である。
けもフレ1終了後にたつき監督が解任され、けもフレ2は当初からアンチが多数存在する危険なコンテンツになった。そんな火中の栗は誰も拾いたくない。そんな中でどういう経緯か分からないが木村氏が監督になる事になった。そんな木村氏のTwitterにはけもフレアンチが粘着している。それって本当に意味がある事なのか?
社会に出れば誰も悪くないが色々な事が重なってプロジェクトがダメになる事なんて日常茶飯事だ。けもフレ1のたつき監督の解任に関しても、誰かが全部悪くて誰かが完全なる被害者なんて事は無いだろう。
最終的に自分が言いたいのは
・けもフレ1は傑作
・けもフレ2はけもフレ1と比べれば劣るが、アプリ版から続いてきたテーマを踏襲している
・監督に凸しても監督のメンタルがすり減るだけでなんの意味も無いからやめた方がいい
という事だ。
ここまで読んでくれた人がいたら本当にありがたい。
けもフレ2のバッシングはもう叩きたいだけなのが透けて見えすぎてて怖い
けものフレンズ2期はアプリやけものフレンズ1期に対するリスペクトはある。本当に叩くためだけに見て連中って有限な時間を無駄遣いしてないかな。批判するために見るんじゃなくて、...
適当に好意的な感想を拾ってきてやったぞ。 https://ironyart.hatenablog.com/entry/2019/02/23/021505 https://ironyart.hatenablog.com/entry/2019/03/14/090915 https://note.mu/hatikaduki/n/n6862f9007321 https://anond.hatelabo.jp/201903231...
1、2、4つ目はここ好きじゃなくてただの批判批判あるいは批評だからなあと思ったけど、忠犬イエイヌ(まわりの人はおいといて)の話が好きってのは普通にありなのかなと思った...