2019-03-05

仕事を進める上で重要だと思うこと

仕事を進める上で重要なことは何か、職種シチュエーションによっていろいろ違うと思いますが、

私が研究職に近い仕事をしている中、仕事は真面目に取り組んでいるのに研究に向いていない人、効率的仕事を進められない人は、

以下を意識すれば改善されるのではないかと感じています

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それは、

「考える」ことと「悩む」ことは別である、ということです。

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「考える」ことは非常に良いことです。常に考えながら行動したほうが良いと思います

「悩む」ことは、時間無駄です。

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これには反対する人も多いと思います。じっくり悩み抜いてから決断したほうが良い、と言う人もいるかもしれません。

何故時間無駄か、簡単な例で言うと、

悩み始めの状態と、悩み始めてから10分、30分、1時間、3時間後の状態では、頭の中の構想はあまり変わっていないと思います

変わらないからこそ、長時間悩んでいる状態が続くと思われます

悩み始めと、長時間悩んだあとの構想が大して変わらなければ、その間の時間無駄となります

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10分後と3時間後では、頭の中の構想は大きく変わることもある、という人は、3時間「考える」ことができる人だと思います

あるいは、長い時間かけて悩んだら、良いアイデアを思い付くことがある、という人もいると思います

悩んでいる最中でなくても、何時間後にフッとアイデアが浮かび上がることは、私もあります

ただこれは言い換えると、頭の中で奇跡が起きるのを待っている状態とも言えます

プライベートでは良いかもしれませんが、仕事している時、今何をしているのかと聞かれた時、頭の中で奇跡が起きるのを待っています、はさすがにまずいです。

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あるいは、時間をかけて色々調べることで新しいをアイデアを得ることもある、という人もいると思います

その通りだと思います

悩んでいる状態から考える状態に戻るためには、新しい情報必要となります

手元にある情報だけで結論を出せない場合、そこに新しい情報を加えなければ、考えを進めるのは難しいです。

ただ、やみくもに新しい情報を集めても、逆に考えがまとまらず混乱することもあります

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ここでポイントになるのは、悩んでいる時、全く何の構想も得られない状態もありますが、

ほとんどの場合は2~3つの候補があり、そのうちどれを選ぶべきか、どれのほうが優先順位が高いか決断できない状態だと思います

そして、その優先順位を決める上で、「こんな情報があれば」「これさえ分かれば」と思うことがあるはずです。

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この一番重要、一番大切と思われる情報を、「なにがなんでも手に入れよう」とする意識も、仕事を進める上で重要と考えています

逆に言うと、この一番重要、一番大切な情報が手に入らない限り、悩む状態永遠と続き、仕事永遠に進まない、と考えたほうが良いかもしれません。

当然、その情報が手に入りにくいから中々考えが進まないことが多く、

重要だけど手に入りにくい情報、まあまあ重要だけど少し調べるのに手間な情報、それほど重要ではないけどすぐ手に入る情報、など分類すべきですが、

仕事できる人は、困難でも一番重要情報をどうやって入手するかをまず検討していることが多いと感じています

何よりも、ずっと悩んでいる人や、一番重要と思われる情報積極的に手に入れようとしない人よりはマシです。

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参考に、情報の入手方法として、まずは人に聞くこと、ネットで調べること、文献で調べること、などが挙げられます

上司や先輩に「何をすれば良いか」と聞くより、「これを進める上でこんな情報資料があると役立つと思うのですが、こんな資料があるか」と聞いたほうが聞きやすいですし、

答えるほうも答えやすいです。

それでも情報が手に入らない場合は、自分で生み出すしかありません。世の中に無い重要情報自分検証して生み出すのが、研究だと思っています

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話を戻しますが、やはり最も重要だと思っていることは、

「考える」ことと「悩む」ことは別であること、

即ち、「考える」と「悩む」の境界線認識することだと思います

仕事で長時間「悩んでいる」人は、自分は「考えている」状態だと勘違いしているケースが多いと思います

最悪の場合、「悩んでいる」状態は、「スピードは非常に遅いけど真面目に仕事に取り組んでいる」状態、と認識しているかもしれません。

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最近、真面目な人ほどこのケースに陥りやすいと感じるようになりました。悪い言い方で言うと、クソ真面目な人です。

逆に、不真面目な人、考えることが得意ではない人のほうが、このケースに陥りにくいと感じています

“考えるのめんどくせー”となった瞬間が、その人の「考える」と「悩む」の境界線になります

このような人は、あきらめが早い分、行動も早いので、方向修正必要ですが指導やすく、その積み重ねでいつの間にか一人前になっています

一方、長時間悩む真面目な人は、方向修正させられる度に傷つき、次は更に時間掛けて熟考するという悪循環を生むこともありました。

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私も、自分で考えている状態のつもりが、実は悩んでいる状態であった、というケースは良くあります

「考える」と「悩む」の境界線は人によって違うと思いますし、私も自分の中で明確な境界線を作れていませんが、

とりあえず時間で15分ぐらいで区切るように意識し始めました。

同じことを15分以上考えていたら、一度自分が考えているのか、悩んでいるのか再認識し、悩んでいる場合は、重要情報は何か、どうやって手に入れるか、

というフェースに切り替えることを意識しています

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ここまで読まれ奇特な方、オチを準備できず申し訳ありません。

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