ジャニーズJrといえども、先頭をきって集団を率いるタイプの人気Jrではなく、はしっこでひっそり一生懸命パフォーマンスをするタイプのJrだ。
第一印象はぶさいくだなぁという感じだった。
2回目彼をテレビで見た時、独特なパフォーマンスに度肝を抜かれた。
全くマークしていなかった子に、いきなり心を持っていかれ私が守らなければ、と謎の使命感を生み出されるのだ。
そんなこんなでわたしは彼のとりこになった。しかし、ジャニーズJrの仕事はデビューした人達と違って不定期である。
ジャニーズJrは現場主義の世界だった。もともとデビュー組茶の間でほとんどコンサートに行かない私は、週一のジャニーズ番組くらいでしか動いている彼を見ることは出来なかった。
応援しているうちに彼の待遇は悪くなっていった。無くはない程度の仕事量で辞めるにやめられない状況かもしれない。
彼はそこそこの年齢で、人気も乏しい。
少なくない数の辞めジュを見ているうちに、自担もいつかそうなってしまう未来を想像するのは難しいことではなかった。
しんどかった。
ふつうの青春を諦めて、プライベートをきりうりして頑張ってくれている。そんな彼が枯れていく姿を想像したくなかった。キラキラの、明るい未来をしめしてくれる彼しか見たくなかった。
ここで応援するのをやめるか、応援し続けるかいろいろな意見があると思う。私は、公式写真、雑誌以外はほとんどお金を出していなかったし、わたしひとりオタクが辞めるだけでは自担の人生にはなんの変化もないだろう。
しかし、わたしは今まで数え切れないほど悩んで、泣いて、喜んで、生活の軸が自担だった。
自担がどう思うか、自担が嫌なことは絶対存在してはいけないし、何事も自担、自担、自担だった。しんどい時は、自担も孤独なんだろうな、と勝手に想像して元気を出した。完全に依存していた。
自担は明るいし、イケメンだし良いところは数え切れないほどあります。
一生懸命だから、どこへ行っても可愛がられると思う。ジャニーズを辞めるかやめないか、それだけじゃない悩みとか、きっといっぱい考えたり、しんどいこともたくさんあると思う。だけどあなたは絶対にどこへ行っても、何をしてても幸せになれるよ。
だから自分のしたいことを、やりたいことを全力で楽しんでいっぱいしてね。
勇気や元気を与えてくれて、いろいろな経験をさせてくれてありがとう。
本当にありがとう。大好きでした。