身内創作をしていた。
といっても、とあるユーザーの名前が「(都道府県の名前をもじって他の国に当てはめたようなもの)○○の✕✕(職業)」という形のもので、それに便乗した数名のユーザーから少しずつ広がり知らない間に身内創作の形になったもの。
最初は3名で、私はそのうちの1人とTwitterで繋がっていたのでその存在を知った。
「私も参加してみたい」という旨をほかの2人に届けてもらうと、「私の名前から始まったやつだけどね、いいよ」だったり「いいんじゃないか」という返事だったため、私も名前を出身地をもじり職業をつけたものにした。
その身内創作は自分の職業を名前とした(例えば会社員という職業なら、「会社員さん」というキャラだったり)キャラを作って遊んでいた。所謂うちよそで、キャラ同士の会話文を書いたり絵を描いたりして楽しんでいた。
某百科事典記事を作ったり、コピべbotをつくったりしていた。
少しずつ人が増え始め、ワイワイと楽しんでいた。すると、とある新規参加者の中の人が、身内創作の発端となった(Aさんとしよう)Aさんの動向を監視?するために参加したというようなことが明らかになった。その人はどうやら2人くらいと結託していたようで、私たちメンバーを「○○(身内創作名)のゴミ共」のような名前でリストに追加した。
続いてその身内創作のアンチを名乗るものが煽りをしてきたり、色々と引っ掻き回された時期があった。
結局その煽りアンチはAさんだったのだけれど、「暇だったから」とか「反応見るの楽しかった」と言ってきて私達もそれでいいかとスルーしていた。
それからはほんの少しずつ、人がその身内創作から抜けていった。
そんなある日、私は「この創作を抜けろ」とAさんに言われた。
私はその当時の身の回りの人間の愚痴を裏垢で吐いていた。こういうの嫌だよねーとか、そういうのを言っていた。そこで私は少しだけAさんの愚痴をこぼしてしまった。「ちょっと怖いんだよね」とかそういう小さなものだった。そこで私は親身に話を聞いてくれたBさんに、LINEで「どういう所が怖いの?」とかを聞かれた。いきなりの凸だし怪しまなかったわけではないけど、私は人を信用しすぎていた。「悪い人じゃないんだけど…」というような内容を言ったあと、別のLINEの通知が来た。Aさんからだ。
「悪いけど、愚痴を言うような人とは繋がれない。こんな人が身内創作にいると嫌だし、他の人と繋がっているとあなたの活動が嫌でも目に入ってしまうから身内創作を抜けて欲しい。関係者とも全員繋がりを絶ってほしい。」と、これを大体そのまま言われた。正直「はあ……。」という感想しか出てこなかったし、まともに相手をするのも面倒なのでハイハイ言ってLINEをブロックしTwitterも関係者を全員ブロックした。Bさんからも「お前は人を信用しすぎだ、バーカ」というようなLINEがきた。
そこから私は本当に「信用」できる人とのみ交流を続けながらその垢を使い続け、数回の垢移動をしながら今に至っている。
正直、当時のことは私も幼かったし実際に操作していたのは現実的なキャラじゃなく、見方によっては「チートキャラ」という風に見えてしまうキャラだった。その事もAさんは「なんでもできすぎ、チートかよ」「以前から合わないと思っていた」と言っていたらしい。
ただ、そんなに不満があったならブロ解一発で済む話だったんだけどな、とモヤッと来るものがないわけではない。