2018-11-12

京都市自転車問題

11/8(木)京都市の横暴な自転車撤去・10の問題点」― https://note.mu/jss/n/na102e3abebcf
上の記事批判的なブコメが集まっている。トップブコメの内容はこうだ。

"id:sakuya_little 好きな場所に好きなだけ停めさせてくれなきゃヤダヤダ!駐輪場無料にしてくれなきゃヤダヤダ!というアホ"

京都市というのは幅広い面を持つ市である。二寧坂や四条河原町といった観光地歩道輸送力が逼迫している場所であれば、即時自転車撤去というのはやはり理に適っているだろう。しか四条河原町で言えば、阪急ターミナル駅存在する交通の要所であるのに、駐輪場木屋町駐輪場・七之舟入駐輪場ぐらいしかなく、昼間はほぼ必ず満車である。大規模地下駐輪場を整備せず、自転車撤去政策推し進めるのはやはり横暴と言えるのではないだろうか?

さらに言えば、地下鉄東西線東山駅は、地下鉄駅があるにも関わらず、自転車駐輪場存在しない。そして当然のように自転車撤去強化区域指定されている。どうしろというのか?市内の慢性的交通渋滞を減らすためには自転車活用しか短期的に打てる政策がないという状況で、この有様であるパークアンドライドのパークがなければライドもできない。地下駐輪場の整備は急務かつ義務であろう。

そして本題である。こうした圧倒的に駐輪場が不足している状況で、百万遍以北のような歩道の大きさに余裕があり観光地としてあまり見られていない場所では、市内の自転車撤去を少し緩やかにして、例えば店に入るとき店頭20分程度自転車を駐輪し、買い物が済めばそのまま乗り去る、という自転車の使い方が出来た方が、自転車交通の妨げとなって迷惑を掛けられるデメリットよりも、利便性によるメリットが大きいのではないかさらに言えば、買い物を自家用車でなく自転車で行うことで、交通渋滞を減らし、結局は道路容量の有効活用に繋がるのではないか

方法簡単である。駐輪撤去巡回で、自転車シールを張って、シールが貼られた自転車撤去すれば良い。無秩序な駐輪を減らしたければ、京大内にあるような自転車ラック歩道内に整備し、ラックから外れた自転車撤去でも問題なかろう。こうしたビジョンを基に、元記事の著者は「駐輪場無料化」ということを主張したのではないだろうか?

まあここまで書いて、この記事に付く反応は予想できるのだ。自転車歩道にあるとやはり迷惑であると。家の前に駐輪されて我慢できるのかと。私は全く気にならないのである歩道なんてすれ違える程度に道幅が確保されていればそれでいいじゃないかと感じてしまうのである。そこは価値観の違いなのだろう。私は、程度にもよるが、駐輪による迷惑よりも、自転車利便性による快適さを取りたいと思ってしまうのである

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