2018-10-09

キズナアイ問題について考えたら出川哲郎の偉大さがわかった

ここ数日のはてな界隈を見ているとキズナアイの話で持ち切りだ。

エロい恰好からダメだとか、女性が聞き役に徹しているのはジェンダーロール固定化象徴だの喧々諤々である

しか自分にはキズナアイについて語れるほどの見識もないので自分の好きな「釣り」の分野で考察してみることにした。

釣りおっさん趣味代表格だ。それなのに釣り番組には可愛い女性が出てくる事が多い。

「いったいなぜだ?」

「三度の飯より釣りが好きな釣りキチどもは別に女の子が出てなくても見るはずだろ?」

「むしろ余計なシーンなんかない方が気が散らなくていいんじゃないか?」

自分は思っていた。

一方全く女の子が出てこない番組存在する。釣りの達人(フライフィッシングの杉坂研治とか)がひたすら釣るのをカメラが追うだけの番組だ。

何千何万という魚を釣り上げてきた達人の技を見るのは圧巻で、とても勉強になる。

しかし、そこに致命的な弱点を見つけてしまった。

その1。達人はリアクションが薄い。

何千男万と釣りあげてきた男は、狙ってない魚や小物が釣れたときは全く喜ばない。

一方、女の子場合は何を釣り上げても宝くじがあったったかのように飛び上がって喜ぶし、逃げられたらめっちゃ悔しがる。

テレビ的に絵にもなるし、なにより釣りを始めた頃の喜びをもう一度思い出させてくれるのだ。

その2。達人は疑問をはさまない。

例えば達人の釣り番組には専門用語バンバン使われる。

「この時期だとメイフライハッチが終わっているのでテレストリアルパターンで行ってみます

みたいな具合だ。知らない人には何のことかさっぱりだろう。釣りを始めてしばらくした人でも面食らうだろう。

一方女の子が出てくる番組では、「え?それは何ですか?どうしてそれで釣れるんですか?」と必ず質問してくれる。

女の子はここでは視聴者理解を深めるキーパーソンとしての役割果たしているのだ。

女の子は実にすごく重要役割果たしていることが分かるだろう。(もちろん達人の番組が万人受けを狙って作ってない事は百も承知だが)

しかし「なぜ女の子なのか?」という疑問がまだ残っている。

その問いに対する自分の答えはこうだ。

別に女の子でなくてもいい。出川哲郎ならOK。てかむしろ出川哲郎に出てほしい。」

理由簡単。彼なら先の2つの問題解決してくれるからだ。

出川哲郎なら何がつれてもすごく喜んでくれそうだし、釣り初心者が躓きそうな疑問や失敗をことごとく体験してくれそうだ(失礼?)。

表情やリアクションも大きくテレビ的にいい絵になるだろう。そして、ジェンダーロールの固定化という枠もぶち破ってくれる。

まさに時代が味方している。子供にも大人気。出川哲郎テレビに引っ張りだこな理由がようやくわかってしまった。

出川さん、時代は君のものだ!

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