■フランスの少子化改善について知ってることを書いていく

ソースは見失ってるのも多いのであくまで噂話程度と思って下さい。

• 都市部はとにかく住宅難なので、都心に住むことが若者の目標であり、一人前の大人になった証拠。都市部に住むためには仕事についてパートナーを見つけてパックス組むことが最低条件。一人暮らしは門前払い。年収も足りないしね。

• フランスではパックス時代に子供を産んでその後結婚というのが多いため、出産時の統計で見ると事実婚の子どもが多いけど、生涯で見ると大半が結婚する。パックスと結婚では色んな法的制度が違い、例をあげればパックスでは貞操の義務は無かったり、逆に遺族年金は受け取る権利がない。

• 結婚する理由は、制度上のメリットよりも「けじめ」

• 子どもが出来た時にけじめをとらないのは、日本よりも遥かに結婚の手続きも離婚の手続きも面倒くさいから。結婚する時は市長にアポとって契約書をあれやこれや説明受けながら署名して、離婚する時は必ず裁判所を通さないといけない。話を聞く限り妊娠中に結婚するものじゃねーなって感じがする。

• 親子関係でも遺伝子上の繋がりはあんまり気にしておらず、出産しなくても母親になれるなんて私ラッキー♡くらいなもんらしい。

トータルで考えると、世間で一人前と認められるようになるためにパックス使って一緒に住みはじめて、セックスしてたら子どもが出来て、とりあえずの権利保証はしておきましょうっつってパックス組んで、色んなことを二人で経験して乗り越えて心の絆が深くなってはじめて結婚する。っていう流れで出生率が改善している。知ってる人は知ってると思うが、スウェーデンも大差ない。

こうやって考えると、フランスでの出生率改善は日本じゃ全く参考にならない。参考になるのはイギリスくらいなのがなんとも言えぬ絶望感。

Permalink | 記事への反応(1) | 20:53

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