http://anond.hatelabo.jp/20170427184720 の続き。
部下は心療内科に通い始め、医者はストレスの原因となるものから距離を取るようにとの指示を出した。会社は僕に対して、部下へ最低限のフォローをメールでするように指示し、時々事務的なメールを送るようになった。
逆に言えばメールしかできない。部下のストレスとなるものから遠ざけるのは、当然の配慮だ。
メールの文面については当初専門家がチェックし送信していた。やがて社内の者のチェックになり僕の指示、連絡が部下の状態を悪化させないような文章となっているか確認されている。頑張るという文字を入れない、復帰することを期待していると書かないなど…だ。
第三者のチェックが入るためできるだけ短く、そして事務的に感情を入れないような内容で送ることが多くなった。
僕自身も、軽い抗うつ剤や精神安定剤を1か月ほど服用した。今は量を減らしている。正確には医者に行くのがめんどくさくなって薬を時々しか飲まなくなった。だいぶ客観的に自分の状態を見ることはできるようになったと思うが、メンタルはまだ安定はしないこともある。仕事の量が減ったことや、これから季節が夏に向かうので、さらに快方に向かうと思いたい。
僕のかかった心療内科の医者は、勤務先がベンチャーだというとよくあるケースだという。よくあるのは、ワーカホリックでモチベーションの塊のような創設メンバーの中、あるいはそのノリに乗れない中途採用者の誰かが倒れて初めて働き方改善が行われるという。会社は、僕と部下の鬱状態の者を2名出したことに対しては迅速に対応してくれた。
事務的な返信の最後に「誕生日おめでとうございます。」ではじまるいくつかの短い文章が書かれていた。今年は直接会ってお祝いできずにすまないといった意味のことが続いて書かれていた。
このメールの文章を読んで、思わず涙ぐんだ。周りに誰もいなければおそらく泣いていただろう。
帰宅してから妻にこのことを話すと「今日、一番うれしいメールだったね」と言われた。元は同じ職場で部下のことも知っている妻は、今回の部下のことは僕だけのせいではないし、もし僕のことを恨んでいたらそのようなメールはくれないはずだと言う。
自分が快方に向かいつつある一方で、部下がまだ鬱と闘っていると思うと辛い気持ちにもなるが、早く回復してほしいと思う。
僕が部下にできることは何だろうか。部下の休職後、鬱に関する本を何冊か購入し、ネットの情報も探してみたが、なかなか見つからないでいる。
遅い昼時、流行っていない定食屋に入ると客はただ一人自分だけであった。ぼーとしていると、涙がぽろぽろ流れてきて驚いた。 何の涙かわからないが、ともかく原因はわかっている。 ...
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古い記事だけど、「なんとよい子で優等生的な追記だろう」とか文章の端々で自分に酔いしれてて気色悪いことこの上ない。 部下は増田をさぞかし恨んでるだろうよ。最悪の事態になら...