痴漢が話題になっているから、痴漢にまつわる自分語りを少しだけさせてください。
もう何年も前の話。通学経路が乗車率180%近い区間だったから、人々が密着する季節になると、オジサン痴漢には週1~月3くらいで遭ってた。
すごく嫌で裁縫道具のリッパーをカバンの中で握りしめて心理的自己防衛をしていた(使ったことはなかった。過剰防衛になりそうだったし)。
そんなとき、若い痴漢に遭った。詰め襟に輝く「Ⅰ」の文字。明らかに年下だった。
制服を見たら、おそらく日本で一番偏差値の高い男子校の子だった。
普通の痴漢としての怖さもあったけれど、それよりも、すごく、悲しくなった。
中学生なりに、中年男性の一部にはセーラー服の女子に対するドロドロした性欲があり、
それを一方的に痴漢としてぶつけられることがあることは経験的に知っていた。最初はもちろんすごくショックだったけど。
それは、中年男性は一般的に中学生女子に真っ当に相手にされないから、痴漢という形になるんだろうと勝手に思っていた。
ある意味、自分と一線を置ける存在だからこそ、「電車内での一時的な事故」として耐えられる部分があったのかもしれない。
じゃあ、この年下の痴漢はどうなんだろう。
小学生が学ランを着ているような幼い顔立ち。学力も未来もあるのになんでこんな愚かなことをするんだろう。
何より、自分より年下の子でも痴漢になりうるんだ、年齢の上下に関係なく、痴漢のターゲットにされうるんだということに戸惑い、ショックを受けた。
今は、セーラー服でもなくなったし、満員電車が嫌で徒歩通勤にしたから痴漢にもあわなくなった。
大人になれば、自分で服も住所も選べるようになる。だから、今は大丈夫。
セーラー服の女子に対するドロドロした性欲があるのは、同じ年の中高生男子も普通に持ってるよ。 満員電車でセーラー服女子と密着したら、間違いなく勃起してしまうし、 できること...