中学生の頃、発達障害の人達が集まる2ちゃんねるのスレを見て自分は発達障害であることを知った。
そこに書かれていたのは社会に出た後の発達障害の心の叫び、阿鼻叫喚の図だった。
そしてそれは恐らく自分も今後否応なしに同じ道を辿るであろう、自分の人生のネタバレ。
これから自分は彼らと同じ地獄の道を辿り、最後には社会に捨てられ惨めに首を括るのか、そんな未来予想を想像するのは中高生のクソガキの精神的には少しきつすぎた。
心療内科に行くと発達障害の副作用的な抑うつ症状だと診断された。
なんやかんやで口からでまかせ言って就活はなんとかなった。趣味でプログラミングをやっていたのがよかった。
頭が悪い上学歴もないので大手とかはそもそも諦めていたが、なんとか地方の小さなIT企業に入れた。
まあこんな茶番みたいな就職したところで2週間くらいで首になるか首を括るかするものかと思っていた。
しかし予想に反して、なんやかんやで4年くらい続いてしまった。今年度で社会人5年目。思ったよりなんとかなってしまったのだ。
更に社会の中でいろんな人と触れ合う中で、いつの間にか希死念慮とかも心から小さくなっていることに気づいた。
・間に挟まってる社会的意義が全くない(むしろ社会悪に近い)3次請け案件の某2次請け企業
・3年目でずっとWeb系の下流工程にいるはずなのにJOIN句も知らなかった先輩社員
・ドキュメントのバージョン管理どころかRedmineすら使いこなせないSIer共
・etc
自分が死んだ方が良い社会のゴミであることは今でも間違いないと確信している。
でもよかった。
いい話っぽく始まったと思ったら 微妙に好感度下げて終わるところがリアルだな