だいぶ前に七夕も終わったわけだが、
承太郎…。
多分JOJOファンの父親あたりが強い子になれと願いつけた名前であるのだろう承太郎。
一体何故、どうしてお前は不登校児になってしまったんだ承太郎。
やはり、アニメを見た同級生達からの「おいJOJO〜、スタンド使ってみせろよ〜」という執拗なスタンド攻撃に耐えかねたのか承太郎。(ちなみに苗字の方も若干近かった)
そういう精神的重圧や同調圧力を、お前のスタープラチナで打ち砕く(そういう事言われたら適当に「スタープラチナ!」と叫んでポーズを決め周囲の期待に一応応えてやり過ごす)ほどのお調子者メンタルは持ち得なかったのか承太郎。
そして学校を欠席したお前の空席を見つつ、同級生たちは「承太郎マジJOJOwww」「学校来ないとか原作通り過ぎwww」「アイツきっと家で鉄格子に鍵かけて閉じこもってるんだぜwww」「しかもガクラン着てwww」とか爆笑してるのか承太郎。
そしてさらに心配した担任教師あたりが家庭訪問に来ても、なぜ学校を休むのか?という質問に対してはとても同級生からのスタンド攻撃のせいだとは答えられないから頑なに沈黙を貫き通すのか承太郎。
そしてそのうち担任に命じられて住所の近いクラスメート達が毎朝迎えに来るようになって、「ごめんね〜今日も承太郎、具合悪いみたいで…」とか母親に追い返された後で同級生たちがお前の部屋の窓の外あたりで「出て来いよ承太郎!」「お前のスタープラチナ見せてくれよ承太郎!」「待ってるからな承太郎!」とか声を張り上げて、部屋の中どころかご近所中にまで波及する遠隔型スタンド攻撃を放ってからさっさと学校行ってしまうのか承太郎。
そんな、同級生達からの多種多様なスタンド攻撃のせいでますます学校にも行けず自分の家にこもらざるを得なくなったのか承太郎。
と、そんな承太郎の奇妙な冒険を想像していたところ、承太郎の短冊も発見してしまった。
まあ子のいる親が単独で参拝来る事はあっても短冊まで書くってケースはあまりないので、承太郎の短冊もあるだろうなとは思ってはいたが。
まあ当然か。その理由は配慮にせよ不仲にせよ、子供本人がいる所で本人の登校拒否が治りますようにって書く親が、子供のすぐ近くで短冊結ぶって可能性は低いか。
で。当の承太郎本人は一体どういう願いを持ってるのかね、と興味しんしんで短冊を見たんだが、
どうやら承太郎は登校拒否ライフを満喫していらっしゃるご様子。
ていうか字のぐにゃぐにゃっぷりを周囲の短冊と比較して判断しても、小学校低学年くらいなのかね承太郎。