私の学生時代は、オタクというのは異なる種だった。人としての何かを捨てた何かだった。
だから私は、アニメや漫画は好きだったのだが、オタクという分類をされることに恐怖した。
所謂スクールカーストでは、それなりの場所に入れるように努力した。
何人かの生徒から告白はされたのだが、自分を隠してるそれの追い目なのか、オタばれが怖かったのか、付き合うことにOKを出すことは無かった。
学生時代の同級生で、私がオタクだったと知る人は、ほんとうにいない。
オタクらしい青春を送れなかった私は、社会人になってもオタ隠しは当然だと思っていた。
しかし、ネットは違っていた。私が社会人になるころには、ネット上のオタクは活き活きと青春を謳歌していた。
だからといって何かを決心するような気は全く無かった。
学生時代のオタクが私と違う種だったように、私と彼らはまた違う種なのだと納得していた。
それが大きく変わったのが、あるアニメをきっかけにファンサイトのオフ回に参加したことだった。
そのアニメは、原作の作者の著作も全て読み、私の生涯の一部と決めていたほどの漫画だったのだ。
アニメの出来は確かに気になるところはたくさんあったのだが、伝えたい部分はちゃんと伝えようとしていた。
それが伝わるのは、原作者の全てを熱心に追ってしまったが故の私の勘違いだったのかもしれない。
2ちゃんねるやツイッターでは、原作どおりじゃない。つまらない。と酷評され続けていた。
私は、レビューをあさり続けた。あふれているのは、批評家のようにただアニメの出来を語り無難に文句を付けるサイトばかりで
読み終えるたびに、2ちゃんからパクって書いてるだけじゃん。と私を落胆させた。
そんなモヤモヤの日々に1つのアニメファンサイトに辿りついた。
そこで投稿されたレビューの1つが、このアニメのレビューだったのだ。
今書いても、こんなくっさい独りよがりの詩に、私の心がなぜ瓦解したのかわけが分からない。
このレビューともポエムとも言えない感想は、そのファンサイトでさえも理解されなかったようで1つの返信もなく埋没していた。
でも、伝えたくなってしまった。分かってるのはあなただけだと。
広大だと言われるインターネットの中で、唯一原作者とアニメ製作者とファンの気持ちに気付いて
そしてそれを発表したのはあなた1人だけと。
その後、オフ会でちやほやされて。アニメの話をしたいのに鼻息混じりのブヒブヒで。
二人きりでアニメの話をしようとしたら、ただ1回飯に行ったら付き合っただの。
確かに浮かれてたが、それ以上にドン引きしてたのさえ気付かないしw。
しょうがねえなと思ってたら、なぜか、それが原因で会員が言い争ってるからおさめたら、俺の敵になるのかだの。
キチガイを避けてまわりと調整してたら、その中の奴が勘違いしだして、キチガイが増殖するだの。
当時は処女だったのに、全員と寝た女だの。
最後は、ファン会員剥奪。とかやけにかわいい制裁を食らって追い出されたけど。
飽きたので、書かない。