レイド攻略で半年くらい一緒に遊びデイリーなんかでも自然に誘い合っていた
彼はPSもあり肩を並べたらなんだって出来そうな安心を抱かせてくれた
彼と一緒にギルドを作ろーとか、何か面白い事したいよねと前向きな話もよくしていた
製産においてもあれこれしたら稼げるとか色々実践したりもした
突然何も言わずに他のギルドに入ってみたり、レイド攻略をリアフレのメンバーに混じって終わらせていたり
むっとした自分は意地悪のつもりで翌週勝手にレイド攻略をさっさと終わらせたりしてみた
何のレスポンスは得られ無いことで自分に興味が無くなってしまったのかと少し悩んだ
疑念、と呼ぶには小さすぎるかもしれない
あまりに些細な事だったが彼と自分の繋がりを見なおしてみたら普通のフレンドだなと思ってしまった
こちらはSkypeを気軽に使える環境と伝えていたけど機会が無く通話はしなかったし
おら通話すっぞ!なんてぐいぐい誘う事も、リアル話題に突っ込んだ話もそんなになかった
気の置けない中というわけではないがお互いに蛋白な性格でその必要性が無かっただけというべきだろうか
特に自分は他人と深く関わろうとせず彼もそれに近い印象だったので、このような関係に落ち着くのは妥当かなと勝手に納得した
そのうちに僕はゲーム自体続ける事に疲れ、晒されて萎えていた事もあり何も言わず姿を消した
ふと動画サイトでそのmmoが話題になっていたので色々チェックしてみた
予想はしていたけどまあ仕方ない惨状にはなっていた、結構笑ってしまった
よく絡んでいた知り合い達は今も続けてるかなと検索を掛けてみると意外なものを目にしてしまった
彼がゲーム用のTwitterなんかはじめたり、ゲーム内のコミュニティサイトでブログ記事を書いたりしていた
失礼なことだが相変わらずユーモアの無く感情が伝わらない事務的な內容が多かった、ただそれでもあの頃楽しかったなと思い出してしまった
その中に僕の事を書いた記事があり、それが今こうしてだらだら書いてしまっている理由だ
「◯◯(僕)がまだ続けていたら~」「見たなら顔だしなよ」「実は他鯖で続けてたりするのかな」
いろいろ書かれていたのを目の当たりにして、案外僕はそれなりに親しいと思われていたのではと感じた
僕に魅力があると思えないが学生時代なんかも向こうから近づいて仲良くしてくれる人がいて助かっていた
僕の場合そこで満足してそれ以上関係を進める事がなかった、相手からしたら興味を持たれていないと思わせていたかもしれない
同じようなミスを僕は繰り返していたに違いない
すまないがこの記事はここで終わる
MMORPGをMMOと略すな。