10年くらい前のことを思い出したので、中身のない文章をただ書いてみる。
漠然と大学を卒業するだけでは、社会でやっていけないという危機感を持ってた。
働くということは、俺にとって未知のことだった。
遠からずそこから弾かれることになるのではという感覚を持ってた。
ともかく、特定の人間層と上手く人間関係を作る術を、俺は持っていなかった。
中高の頃から、そういう自覚はあった。
10年前には登録型派遣という仕事があった。今もあるのかな、よく知らない。
そこに登録して、暇な土日に働くことにした。
青汁のアルミパックを3つ揃えて別の袋に入れる仕事、いろんなところを見た気がする。
一緒に入った中年のおじさんと一緒に、高卒で入社したのであろう同年代の社員に怒鳴られることもあった。
一緒に働くのは、いい人も嫌な人もいた。
平日は大学だから土日に働いている、と言うと感心されることもあったし、
大学生のボンボンに何ができるんだと陰口を叩かれたこともあった。
その通りではあるし、今思えば反発されて仕方ないコメントだ。
そこで得た教訓としては、予想通り俺は「向こう側の社会」で生きていくことは難しい、ということだった。
それを知ることができたのは、大学時代の大きな収穫だった。
「こちら側の社会」で上手く行かなければ、後がないということを理解できたからだ。
危機感を肌で感じた、ということかもしれない。
俺は大学院に進学し、勉強した。研究職として企業で働くようになった。
そして最近、「こちら側の社会」で落ちこぼれに近い存在であることを感じるようになった。
俺は努力が足りない。行動力も足りない。仕事をしながらそんなことを考える。
賢い人間に憧れ、賢い人間が話す言葉が面白いと思うものの、賢い人間には程遠い。
本質的にどこの社会に属すと気楽に生きていけるのか、まだ俺には分かっていない。
ただ、大学時代にそういう経験をしたことは無駄じゃなかったと思ってる。
実家に帰って家を継ぐとなったら仕事がなかなか見つからないだろうし、
あったとしても「向こう側の社会」の仕事しかないであろうことが想像できる、というのが最近の悩みだ。
落ちこぼれと感じながらも今の職場で働き続けるのは、こちら側の社会に属するためなのかもしれない。
でも落ちこぼれから抜け出さなければという危機感を、まだ持てていない。
何をやればいいのか、あるいは何もやらなくていいのか、よく分からない。
論理的に考えきれていないからこその落ちこぼれなのかもしれない。
ここから抜け出すための危機感は、どうやって持てばいいのだろう。
話のオチはない。すまない。
※タイトルが途中で切れてるかもしれないです。 正しくは→『人間って「ホントにやばい」って感じたときしか本気で動けないのかなぁ。』です。 ↓以下、本文。 ちゃお! 自分...
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