2013-03-15

就職活動志望動機書or自己PR文の長さについて

昨今はより単純明快で文章量も10年前の700字程度から300~400字程度に収めるよう指導があり、人気の参考書でもこの点がクローズアップされている。

社説の要約と同じで内容の簡単さやまとめ方で勝負しようという意見の他に、何百何千という自己紹介文を見るのに苦心した人事担当者苦肉の策という意見もみられる。

ここに語彙力やプレゼン能力文章力必要とせず、ただ内容の面白さや明快さで勝負しようということで、よりその人物像を明らかにしようという試みだ。

しかし、人物像がたった300字~400字程度で見えてくるものなのか。

大抵はパソコンによる作成が一般的ながら日本税理士会や検定協会、大手国際特許事務所翻訳センター等、文章をより多く扱う場では自筆で書かせる事が多い。

その文章量も800字から2000字と小論文程度の要領で自由に書かせたり、中にはテーマを決めてそれに沿って書かせるといった試みもある。

恐らく文章を扱う仕事でなければないほど、簡単な文章量で勝負するのかもしれない。

殆ど場合、文章を扱わない仕事でよく使われるのは頭脳ではなく体力、すなわち肉体労働による所が大きい。

そのため文章試験ではなく実技や中卒から高卒程度の簡単な常識問題で勝負させるに留まっている。

また、面接をたくさんこなす人物採用に重点を置き、より就活生との意思疎通を図ろうとしているのかもしれない。

そこに就活生が仕事へのマッチングミスが発生しないか量るという意味合いももしかしたらあるのかもしれない。

その時その場合に依る所が一番占めていて、文章量の多い・少ないはやはり仕事の種類に大きく左右されているようだ。

しかし人事担当者苦肉の策という事も可能性はゼロじゃない。

この不況下、景気がやや好転しているといっても人事担当者ひいては会社全体が二の足を踏むのに躊躇しているので一つ求人が出ると物凄い数の応募書類が殺到するのも分かる。

その中でとりわけ文章量の多い志望動機書ないし自己紹介文はその人の熱意が伝わってくるけど、熱意と内容の構成や綿密さ、起承転結がしっかりなされているか重要な判断材料になっているのは違いなく、ただそれだけでその人のアイデンティティが把握できるはずもなく、実際その通りの人物であるかどうかを見るため面接を行うのだ。

その過程では、あくまで志望動機はその為人を知る一つの参考資料でしかない。

その上で書類選考のち面接試験へと繋がっていくのだ。

尤も、サボりたいがためという理由で志望動機書を短くさせているのならば、人事担当者は見る目がないし就活生にとって時間無駄この上ない。

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