フラれた理由を聞いてみると「なんとなくしっくりこない」である。なにそのフワフワした理由。
仕事がクソ忙しい時期にまるで手がつかず有休使って丸一日ボーっとしたり、
酒飲みながら友人に一晩中愚痴ってみたりもした。
というわけでいつまでも腐っていてもしょうがないし、ダメだったところ直して、さっさと次へ行こう、である。
といったあたりが、直接の原因だったのかどうかはともかく改善の余地ありと踏んだ。
まず会話に関する本やウェブサイトをいくつか読みかじり、人と雑談する機会を意識的に増やした。
自分の姿勢と表情に気を配るようにした。相手を観察し、挙動や表情を相手に合わせてみる練習をした。
相手が気持よく話せるように、相槌をうったり、相手の言葉を繰り返してみたり、
普段のちょっとした出来事なんかを、持ちネタとして話せるように整理したりした。
そういう努力が報われるかはわかんないけれど、日頃から意識はしておきたいと思う。
いまだに自分はコミュ力には全く自信がないし友達も少ないながらも、少しずつ会話の舵取りを学んでいきたい。
次に、骨の髄まで身についてしまった優柔不断をなんとかしようと思った。
休日ダラダラとネットなんか見つつ過ごして、気づいたら何もしないまま一日を終えた経験なんか腐るほどある。
そういう「何も考えない時間」を過ごすうちに、僕の決断力と行動力は蒸発し霧散してしまったようなのだ。
仕事では意思決定は常に誰かえらい人が行い、自分はそれに乗っかって手を動かすだけ。
遊びにしても友人から誘われることはあっても自分から誘わないクズやろうである。
ちょっとこれは、なんというか人としてマズイのではないか・・・というレベルであった。
というわけで「今すぐ決めて、今すぐ行動する」ことを徹底することにした。
何も考えずにボーっとする時間を作らないことに決めたのだ。
まず早起きができるようになった。要は気の持ちようである。コツなどない。
夜「今寝るべき」と判断して、寝る前の雑務(食器洗ったり歯磨きしたり)をさっさと片付けて布団に入り、
朝「今起きる」と決断して、布団から出ればいいのだ。ほんとうにそれだけのことなのだ。
無意識に目覚ましを止めてしまわない程度の理性があればできる。
次に遅刻しないようになった。時間ギリギリまで家でボーっとするフェーズが無くなったからだ。
出発時間を決めて、必要な物を準備して、余裕をもって家を出る。
大人ならできて当たり前のことができるようになった。
思えば初めて彼女を部屋に呼んだときも、数年間全然片付かなかった汚部屋が、
前日に奮起してからは数時間で見られるレベルになったのだった。
いつだってそうだ。大事なのは何をすべきか決める力とそれを即実行に移す力だ。
なんだかんだで少しは成長できた感があるので、今更ながら恋愛と失恋を経験できて良かったと思う。
次はうまくやれればいいな。当分ありそうもないけれど。
( 追伸 - 2013/01/22 )
これがふわふわタイムか! まぁそんなにこだわるなよ。
恋に落ちるのに理由はないし、振られるのもまた理由はないんだよ
元増田です。 予想以上にブクマ数が伸びていてビビりました。やっぱみんなこういう話好きなのねー。 共感や励ましの言葉をくれた方々、ありがとうございます。 自分の吐露した...