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はてなキーワード: レッシグとは

2020-02-11

anond:20200211112537

ITエンジニア社会的地位の拡大はインターネットの普及が大きな役割果たしているが、

20年ほど前まではインターネット治外法権的な性格が強かった

もちろん完全に法から自由ではないけど、違法アップロード犯罪予告違法物の取引などが行われていた

警察IT捜査能力もまだ低く、法律も新種のサイバー犯罪をどのように捌くか決めかねているところがあった

国家法治能力が及ばない世界では、レッシグが語るようにコードが法でありエンジニア支配者だった

IT業界にはかつての自分たち自治区が、国家統治されていくのを潜在的に快く思っていない人たちが少なからずいるんだろう

2012-08-15

法学部生の必読書50

 法学部生が読むべきと思われる本を50冊選んでみました。

プラトン法律

アリストテレス政治学

キケロ『義務について』

トマス・アクィナス神学大全

マキャヴェッリディスコルシ』

ボダン『国家論』

スアレス法律についての、そして立法者たる神についての論究』

グロティウス『自由海論』

ホッブズ哲学者法学徒の対話』

スピノザ神学政治論』

ロック『統治二論』

ヴィーコ自伝

モンテスキュー『法の精神

ヒューム人間本性論』

ルソー社会契約論』

スミス法学講義

ベッカリーア『犯罪と刑罰』

バークフランス革命省察

ハミルトン他『ザ・フェデラリスト

カント人倫形而上学

ヘーゲル『法の哲学

ベンサム道徳立法の諸原理序説』

ミル『自由論』

トクヴィルアメリカデモクラシー

バジョット『イギリス憲政論』

イェーリング権利のための闘争』

モムゼンローマ国法』

ウェーバー『法社会学

カフカ『法の前』

モース『贈与論』

ケルゼン『純粋法学

シュミット憲法理論

ベンヤミン暴力批判論』

カントロヴィチ王の二つの身体

コジェーヴ『法の現象学

ハート『法の概念

ハイエク『法と立法と自由』

フーコー『監獄の誕生

ドゥルーズ記号と事件』

デリダ『法の力』

ルジャンドルドグマ人類学総説』

アガンベンホモ・サケル

ハーバーマス事実性と妥当性』

ルーマン社会の法』

ポーコック『徳・商業歴史

パトナム『事実価値二分法の崩壊

ロールズ『公正としての正義 再説』

ドゥオーキン『法の帝国

ヌスバウム感情と法』

レッシグ『CODE』

2008-07-04

フランスではMADは合法」っていう人はちゃんと調べてるんだろうか?

MADが違法な先進国って日本とイギリスくらいなんだけど

いや、フランスでも多分MADは違法です。フランスパロディ条項で免責されるのは基本的に本物と違う表現。パロディとうたっていても、本物と別の表現をしていて、かつ本物と見分けがつかなければパロディ条項では免責されず違法になる。MADは本物と同じ表現を使っているのだから、多分MADは違法。

アメリカでもフェアユースで免責されるか微妙。調べればわかるんだが、フェアユースが有効であるかないかはわかりにくい。似たようなケースなのに合法になったり、違法になったりしている。レッシグ教授が「フェアユース弁護士の飯の種にしかなってない」という気持ちがよくわかる。なんで「フェアユースがあるから、アメリカではMADが合法」っていいきれるんだ?

アメリカフランスではフェアユースMADは合法」とかいう人ってちゃんと調べてるんだろうか?日本人が宣伝的に言っているものを聞きかじったくらいで、きちんと現地の人が客観的に書いたもので調べたことがないんじゃないんだろうか?アメリカ著作権法教科書に関してはいくつか邦訳が出ているし、フランス著作権法のものについても古いが一つ二つ出ている。そういうので調べれば、「フランスではパロディ条項があるからMADが合法」なんていうのは9割方間違いというのがわかるし、「アメリカではフェアユースがあるからMADが合法」なんていいきれないこともわかる。きちんと調べてるんだろうか?自分たちに都合が良いからって、盲目的に信じてないか?

2007-11-14

http://anond.hatelabo.jp/20071114121549

レッシグ先生の権利に拘泥するのは非効率だというエピソードか何かで、教育関係ドキュメンタリーをとってる人がリビング子供が遊んでるシーンでテレビアニメが映っていて、念の為に知人でもあったアニメ作者に確認したら「いいんじゃない、でも念の為に弁護士に確認して」といわれ、弁護士に確認したら平然と高額の使用料を請求されたって話があった。(うろおぼえなので注意)

つまりCCが運動として湧いてくるほどにアメリカ著作権の解釈に全然寛容では無い。実際YouTube訴訟をいくつか抱えているし、音楽をダウンした子供を巨額賠償に訴えた例もあったよね。

なにが違うかというと信念の違いであって、自らが信じるものが神の下に正しければ、それは国家と砲火を交えてもなんら気後れするものではないという社会観がある。

日本ではどうかといえば、Winny金子氏のように著作権管理の仕組みに問題があるという認識までは同じとしても「無力な僕らがコピーし放題にして困らせてやろう(たしか本人の見解の大意がこんなの)」というテロ感覚でしか訴えなかった。先生に反抗する子供と同じ、つまり政府なりの既存の社会機構を踏襲するのは大前提という社会観、樽に穴を開けてあわよくばお見逃しいただこうという寸法だ。

ゆえにアメリカでは自らの信念が正しければサービスを起こし賛同者を募るという動きは自然だったわけよ。

ただし、一利用者に限ってみればDQNもいいところで権利なんか関係なく手に届くものを手が届くところに置いたり動かしたりしているだけだろう。これは日本だって同じ。

2007-01-25

ヒト2.0

「Web 2.0の倫理」Lessig blog JP

これは間違いなくweb2.0の原則のひとつ。

多くの人々に使いやすいインターフェイス

手際よく「ハックとリミックスを可能にするためのデザイン

レッシグのこのエントリでは動画イメージについて語ってるんだと思うけど

WIKIにも同じことが言えるわけで、ここまではサイトとかアプリとかスクリプトっていう人間外の、モノ側、機械側の話。

では人間内の、ヒト側、ユーザー側のあり方の話

上記のようなコンテンツの構築の方法に特化した

素早く効率的にハックとリミックスが可能な、人間の脳というか思考というか意識、精神のあり方。

それは本読んだり喋ったりっていう従来の情報の出し入れの方法に特化した現代人のそれとは違うのでは。

そこで最も合理的な人間側の態度

新しいコミュニケーション方法、新たな環境に特化した知性の集約方法、

集団((かつては地理的地域が主だった))の知恵の構築と保護の方法を

研究し獲得する

新しい道具、メディアに合った、知性、知的情報インプットアウトプットの回路、それを具現化する言語体系とそれを扱う能力ってのが

必要になってくると思ってるのって俺だけ?

 
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