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2023-02-08

同性婚法制しろとうるさい連中は、パートナーシップ制度で満足すればいいのに。それならローマ教皇も支持しているぞ。子供媒介とした異性婚の特別価値を下げたいリベサヨ政治的に利用しているから困る。

ローマ教皇同性愛禁止する法律非難 英国国教会指導者らも教皇を支持

https://www.bbc.com/japanese/64533906

教皇フランシスコ記者会見で、カトリック教会秘跡儀式としての宗教的結婚を、同性カップルに認めることはできないとする自身見解を繰り返した。しかし、いわゆる「シビル・ユニオン」(シビル・パートナーシップ市民婚姻)を認める法律は支持していると述べ、同性愛禁止する法律は「無視できない問題だ」と語った。

2021-03-17

https://anond.hatelabo.jp/20210316232303

増田氏が貼ったBBC記事では以下のことにも触れられている。

「一方で、同性愛関係には「前向きな要素」があると述べた。」

教皇フランシスコ1世は昨年10月に上映されたドキュメンタリーの中で、同性カップルにも婚姻関係に準じた権利を認める「シビル・ユニオン」を認めるべきだとの考えを明らかにしていた。」

「また昨年のドキュメンタリーでは、「(同性愛者)は神の子であり、家族の一員になる権利がある。誰も見捨てられたり、惨めな思いをさせられたりしてはならない」と述べた。」

かに最後には

ローマ教皇庁はこのドキュメンタリーの上映後、教皇発言文脈から引き離されて引用されたものであり、同性婚を支持するものではないと説明した。」

とも書かれている。

以上から教皇自身同性愛者の存在自体神の子として認めており、迫害対象であってはならないと考えている。またローマ教皇庁公式見解も「同性愛関係には「前向きな要素」がある」と述べることによって、同性愛者の存在を受容する方向を示している。と同時に、あくまで「婚姻」という制度概念において教義的に「祝福できない」と言っているのだ。

増田氏は「キリスト教同性愛忌避歴史的同性愛者への迫害差別の一番大きい要因だった」と言ってるが、少なくともそのようなことを繰り返してはならないという意志は、公式見解教皇過去発言からははっきりと読み取れる。しか教義上、子孫を残すための男女間の関係を「婚姻」として神が祝福を与える制度としているため、子孫を残さな同性愛者のパートナー関係を「婚姻」という制度と認めて祝福することができないとしているのである

もちろんその教義自体が既に差別じゃないか、と言われればそうかもしれないが、そもそも古い価値観で石頭になってるのは、クリスチャンでも宗教的でもない、世俗価値観で生きてるつもりの、増田氏も含めた現代人もそうなんじゃないだろうか?つまり婚姻」という制度概念自体に頭を縛られ過ぎなのだ

婚姻」という言葉に基づく制度は、「子孫を残すための男女間の関係」に限定したままでも別にかまわない。それとは別に世俗法制度では性別関係なく生活を支え合うパートシップ関係に法的保護を与えればよいのだ。その点教皇は「シビル・ユニオン」というパートシップ制度を認めるべきだと言ってるわけで、宗教的教義とのバランスにおいて、実質的権利のあり方に踏み込んでるのである

また「子孫を残すため」という点では、あくま出産子育て支援制度として、パートナーシップ制度とは別に親権者へ法的保護優遇措置を与えればよい。実子がいない夫婦養子縁組親権者になれるのだから同性愛カップル親権者になって孤児を育てることだって可能だろう。ヴァチカン公式見解も、このような方法否定するものではない。

というわけで、増田氏が望むような炎上を今更されるようなもんじゃないのである

 
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