■バズる増田の書き方と、ブルマー増田のまとめ

導入

本記事では、自分が今までまとめてきた服飾史についての記事のリンクをまとめる。また、それぞれの記事のブックマーク数を、各々の記事の内容や傾向、投稿時刻などと比較し、どのような記事が増田ではよりバズりやすいかについて考察する。

方法

導入で述べたように、ブルマーに関する記事についての傾向を調べる。また、項目の一つとして、どの程度IMRAD形式に従っていたかについても調査する。

IMRADとは論文を書くときの基本的な文章の構成方法だ。Introduction, Methods, Results And Discussionの略称で、おおよそ次なような構成に従っている。

• 文章全体の要約
• 導入（Introduction）
  • これから何について論じるか
  • 研究の歴史的な位置づけ、過去の研究との関連などについて
• 研究手法（Methods）
  • 実験の手順、試薬、装置について
  • あるいは、調査の対象や手法
• 結果（Results）
  • データを叙述する
  • 実験の場合、具体的な数値となる
• 考察（Discussion）
  • 上記結果から導き出される内容、意味
• まとめ
  • 全体を総括し、今後の発展について述べる

もちろん、これはまったくの趣味で書いた文章であるので、ところどころ自分語りが挿入されるなど、厳密にIMRADの形式には従っていないし、結果と考察も一つにまとめられている。そこで、どの程度厳密にIMRAD形式の通りに文章を書いたかを三ツ星でランク付けする。例えば、導入部が省略されているときには、星を一つ減らす。自分語りが長いと感じた場合も、星を一つ減らす。

また、ブルマーとは関係なく書いた随筆についても後ほどその結果を掲載する。

ブルマー記事のまとめ

ブルマーについてのまとめの結果・考察

• ブルマーについての考察がウケたのは、みんな気になっていたけれど聞くに聞けないことだったから？
  • 痒いところに手が届いた
  • 世代論、ジェネレーションギャップ、ジェンダーと増田で受けそうな話題だったからかも
• 出勤前に投稿することが多く、投稿時刻が近かったため、時間のせいでバズり具合に変化が出た可能性を排除できたのは幸運だった
• なぜか月曜日がバズりやすい
  • ブルーマンデーから逃れるためにみんな増田を読んでいる？
• ブルマーについては3つ記事を書いたが、回を追うごとにブクマ数は落ちた
  • 同じような記事を書くと間を開けても飽きられる
• また、似た方向性の記事を翌日にやっても、バズりにくい
  • レオタードや見せパンがバズったので次の日に競泳水着とふんどしを特集したが、あまり伸びなかった
  • 間を開けるべきだったか
  • ただし、競泳水着やふんどしがマニアック過ぎた可能性もある
• 一方で、ビキニは初回のブルマーほどではないがよく伸びた
  • 好みにもよるが、平均すれば露出度が高いほどフェチの人が増える？
• 一方、9月7日のブクマ数が多かったのは、3つのコスチュームについて調べたからか。
• IMRADに従えばそれだけ伸びるわけではない
  • 記事はむしろ適度な自分語りがあるほうが、身近に感じられるせいかバズる
  • とはいえ、最初に結論というか、何について書いた記事なのかを書くと、読者のストレスは減らせるはず
• タイトルはまだ一考の余地あり
  • 友人曰く「日本人のブルマーとイギリス人のブルマー」というタイトルは、ブルマーが英米発祥であると知っている人にとってはフックになる、という評価をいただいた。
• 以上の対策をしたとしても、運要素は排除できないだろう

今後の発展、展望

気が済んだので、またブルマーについて書くとはあまり思わないが、書くとしたらほどほどに私事やユーモアを入れてくつろげる文章にしたい。ブルマーについてだけではなく、日常で感じる素朴な疑問についても調査し、読んだら疑問が解消されてすっきりするものを目指したい。

また、具体的にどんな文章がバズるかは、どんな文章が読みやすいことと表裏一体だと考えられるので、こうした知見も仕事やブログの記事に役に立てていきたい。また、自分語りをするときであっても、読者にどう配慮すれば読みやすくなるかも、考え続けたく思う。

• おまけ

友人にブルマーについての記事で増田にてバズった話をしたら、「あれお前だったのかよｗｗｗ」とバカ受けされた。楽しい。

続き：anond:20200928080535

Permalink | 記事への反応(6) | 08:03

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