2020-06-20

表現の自由戦士自民党を支持するのは当然

よく「表現の自由戦士表現規制をする自民党を支持するのはおかしい」と言われるが、戦士の一人としてはっきり言っておきたいことがある。

貴様らは我々表現の自由戦士の奥深い戦略性をまるで理解していない。一から教えてやるからしっかり聞け。


本当に欲しいのは自由ではなく特権

ひかえめに言って我々表現の自由戦士キモオタクが非常に多い。ほとんどの者がアニメ漫画アイドルをはじめとするサブカルチャー文化を好んでいる。

かつてこれらの趣味はただ嗜んでいるだけでも侮蔑対象となり、中堅のスクールカーストを維持していた者もひとたび露見すればただちに最下層に突き落とされるほどひどい扱いを受けていた。

まりこういう趣味を持っていること自体キモいとされた。

しか時代は変わるものである。いまやサブカルチャー文化は広く浸透し、これらの文化に接することは何も特別なことではない。偏見は解消された。

が、表現の自由戦士・ザ・キモオタクにとっては辛い。我々はキモいからだ。たとえサブカルチャー文化に接していようが接していまいが、無関係に振る舞いや容姿言動キモいからだ。

我々にとってサブカルチャー文化が種々の偏見から解き放たれたり、法的に自由保障され大っぴらに楽しめるということは大してありがたくない。むしろ自分キモさが100%自己責任になってしまう、とんでもない毒リンゴだ。

立憲民主党共産党社民党はおそらく表現の自由を守ってくれはするだろう。しかし、それ以上のことはしない。キモくて金もなく、今となっては若さも失われつつある者多数の表現の自由戦士にとってこれは、いまいち魅力に欠ける話だ。

しか自民党は違う。自民党は得をさせてくれる者を贔屓する。法律ねじ曲げてでも厚遇してくれる。変なフェアネス精神に酔った野党キモいおっさんは救えない。公平ではダメだ。特別扱いがいい。自分だけチートがほしい。

自民党サブカルチャー文化を贔屓すると得があると思わせ、これらを伝統文化やらなんやらとして祭り上げてもらい、国家代表的文化を愛好する者として見なされたい。

能楽やら歌舞伎やら国文学やらを嗜んでいるいけ好かない連中が少しばかり挙動不審でも個性として尊敬されるように、我々キモオタクも尊敬を受けたいのだ。

自民党が色々と不正を働いていることは知っている。しかし我々がそれを見て思うのは「自分たちも同じように保護されたい!」だ。なぜそう思ってはいけない?


エロアニメ漫画以外の自由はどうでもいいのかって?それは違う

どうでもよくはない。むしろ自分に関心がある表現以外は弾圧してほしい。そういう点でも自民党には期待している。

意識高そうな純文学だとか、反体制的だったりメッセージ性のある映画だとか、こういうのが存在するからアニメを観てる時にいつまでも微妙な後ろめたさを感じてしまう。

よく「エロとかアニメ以外には無関心なんだろ」みたいに煽られるが、ある意味で関心はある。はっきり言って、我々表現の自由戦士はめちゃくちゃ他の表現を憎んでいる。

無関心なんてとんでもない。奴らがこういう頭が良さそうだったりリア充っぽい作品を発表するたびに我々表現の自由戦士は深く傷つけられているのだ。もっと配慮してほしい。


ネット論客は役に立つ

青なんとかとか、まんじゅうみたいなアイコンのやつとか、あとなんか名前忘れたけど変な名前のやつ。彼らは非常に役に立っている。

彼らがいけ好かないリベラル連中を言い負かしてくれるおかげで我々戦士も便乗して叩きやすくなっているし、ネット上における我々の発言力は確実に拡大している。

我々戦士の側のやらかしにはほとんど目をつぶってくれるしな。

俺もよく保守批判されている時は「表現の抑圧だ!」と言うし、リベラル批判されている時は「批判表現の自由だ!」と言ってあらゆる表現の自由擁護しているよ。

でも隙あらばnoteとか講演会とかで金稼ぎしようとしているのはムカつく。


最後

我々、表現の自由戦士は今後も増え続けるであろう。すべてはリベラルどもが我々のプライドを傷つけたからだ。公平であればいいだろうというそ無自覚傲慢さが我々を怒らせたのだ。

それを忘れるな。





 

  • 特権が欲しいのはお前らの方でしょ 散々好き放題しておいて 国民が払った税金をなんだと思ってるのか いいかげんにしてほしい

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