2015-03-29

末永く友情を続けたいけど言いたいことは我慢したくない

私は腐女子だ。

わりと長いこと患ってるから、もう治らないものだと諦めている。

NLも好きだが、大抵の場合は結局BLに落ち着く。

創作もする。

文字書きだ。

一次より二次の方が多い。

原作関係者申し訳ないと心の中で謝罪しつつ、今日妄想に励む。

ところで私には一人の友人がいる。

腐女子仲間だ。

とても親しく付き合わせてもらっていて、ほぼ毎日LINEでやり取りをするくらいだ。

彼女とは物の考え方が近いので、話をしていて楽だなぁと思う場合ほとんどなのだが、時折非常にコメントしづらいことがある。

まず第一に、彼女センスがだいぶ厨二であること。

本人はあまり自覚がないようだが、こちらからすればものすごく痛々しい単語チョイスをする。

個人的に「漆黒」と「運命(さだめ)」はアウトだ。

まあ、全体的に難読漢字や小難しい言い回しを好む理屈っぽい文章といえばいいだろうか。

また、オリジナルキャラクターを考えたよ!というので聞くと、うわぁ……となるネーミングである

あと「最強」が好きだ。

美形で能力高くてカリスマで……と、ものすごい盛ったキャラ設定にこちらは無言になってしまう。

次に、テンプレートネタや展開を好むため、以前聞いた妄想と似通った内容や既存作品と被るものが多い。

私はどちらかというと王道よりも少し捻った話の方が好きなので、聞くとまたそれか……と思ってしまう。

同じ作品内の複数カップリングで受けがモブに襲われる→お清めエッチの話を続けてされてげんなりしたことは記憶に新しい。

二次創作など所詮自己満足だし、好きなものを好きに書けばいいとは思うのだけど、自分が相手に感想を言わなければならないとなると話は別だ。

こういうの考えたの~♡と披露されれば、コメントしないわけにはいかない。

このコメントを考えるのが大変な苦痛なのだ

彼女とはこの先もずっと仲良くやっていきたい。

しかし、私は言いたいことを我慢するのが苦手であり、嘘をついて取り繕うのも出来ればしたくない。

「それこないだと展開同じだね」「そのセンスめっちゃ厨二なんだけど」「それって完全に○○○○○○と一緒だよね」と言ってしまいたい。

批判されるのは誰だって嫌いだ。

だって嫌だ。

本人も批評されたくないと以前言っていた。

それがわかっているから、なるべく良いと思う部分だけピックアップして感想を伝える。

けれどその飲み込んだ部分こそが本心なので、ものすごいストレスになる。

彼女のことは大好きだ。

でも、彼女作品はあまり好みではない。

どうやったら傷付けずに正直な気持ちを伝えることが出来るかと、日々頭を悩ませている。

お世辞、おべんちゃら、建て前、綺麗事……

そんなもので装った関係など本当の友情ではないと言う人もいるだろう。

しかし、私はそんな意見の方がよほどわかっていないと思う。

好き嫌い感覚他人がどうこう言うものじゃない。

相手の何もかもを受け入れられるわけでもない。

そして、一部分のためだけに別れたいとは思わないのだ。

私は、今悩んでいることを彼女にぶちまけたその上で彼女にこれからも付き合い続けていきたいと伝えるか、不満を一切見せずに耐えるかのどちらかしかない。

出来れば前者を選びたいと考えているが、友情を失うリスクは高い。

言えば彼女感性否定することになるのだから

自分が楽になるために相手を傷付けるか、苦痛を抱えても騙し続けるか。

これから、某有名マンガに設定がすごい似てるなーと思ったネタ感想を考える。

私の戦いはこれからも続く。

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