2014-09-11

かっこ悪いけどネタマジレスするよ2

http://anond.hatelabo.jp/20140909214740

中高生増田でしょうか。一生懸命調べたことは、評価します。夏休みの宿題

  1. 論理的文章の書き方ができていない。多くの「AだからB」という主張に論理の飛躍が見られる。増田はそう考えるとしても、ほかの人を説得するだけの論拠にかける、ということです。
  2. 正しい日本語でない部分が散見される。特に助詞の扱い方。さらに、意見推定事実、これらの書き方が混交しているので、読んでいてわかりにくい文章になっている。
  3. 年金機構ポートフォリオ運用をしている。そのアセット海外債券とか国内株式かい資産)ごとの管理を、記載の4社に任せているというだけであって、どのアセットにどれだけ投資するかは年金機構が決めている。ところで、資産ポートフォリオ運用する場合重要なのはポートフォリオリスクリターンをコントロールすることである(この辺は勉強してください)。だから議決権行使して投資対象意思決定に関与してその行動を変えること(変えられないこと)は、大きな問題じゃない。そうそう、債券には議決権ないですよ。
  4. 日本年金機構公的機関だよ?この機構意思決定外国人はどう関与しているの?
  5. 株主信託銀行の関連については、上の増田の通り。
  6. 仮にあなたが言うように外国人日本企業を操っているとして、企業の日々の意思決定を、株主立場からどのようにコントロールするのだろう。株主としての意思を表明するのは、(通常)年一度の株主総会の場のみで、日常的なの業務執行取締役(会)に委ねられている。そして、株主総会といっても、決算役員承認および9割方否決される株主提案や動議でおしまいだけどね。外国人日本企業を操っていると考えるならば、その具体的な手法と、そう考える論拠を示してほしい。
  7. 企業献金を得た政治家が有利という推定。気持ちはわからんでもないけれど、じゃあ選挙の際に浮動票組織票が関与しにくい層)をどう回収するの?って疑問が真っ先に湧く。
  8. 紙幣日本紙幣ではなく、日本銀行券正式名称です。覚えておきましょう。
  9. 日本政府による日銀への出資株式ではない)は「半分」ではなく55%(以上)です。ところで、日本銀行出資持分はJASDAQ市場上場しています。知っておくとよい豆知識です。
  10. 政府中央銀行関係財政政策と金政策関係)をうまくつかめていないようなので、一度勉強するとよいでしょう。なぜ政府国債の発行額を増やすと、日銀資金供給量を減らすのだろう。政府が発行額を増やさない、という政策(いわゆる緊縮財政)をとった場合には、どういう事象が起きるのだろう。
  11. 日銀出資持分に議決権がないというのは、増田の調べたとおり。これは、日銀(というか金融政策)の独立性を保証するためです。
  12. 銀行預金が1000万円まで補償されるのは、政府がそれを保証しているからです。増田の想定する国家破綻の状態になれば、預金なんて1円も補償されません。ところで、資産税や現金税って何だろう?増田が想定するような無政府状態になり、インフレ現金は紙切れになって、資産も無価値になる中で、誰が誰(何)に対して課税するのだろう。
  13. 日本財政破たんした場合、円安による輸入物品高になるというのは、増田の言うとおり。そこに危機感を持つなら、リスク回避のために自分資産海外運用することを今から考えましょう。これは、少なからぬ人がすでにやっています
  14. 「彼らは日本に住んでおらず~」のくだりは、特に論理的な部分。たとえば「一貫して貧富の格差は拡大しているため、外人たちが何回も収穫をおこなっているのでしょう。」→文章の書き方があいまいで、主張がよくわからない。「貧富の差を拡大させておいて外国人が収穫する」のか「外国人が収穫した結果、貧富の差が拡大する」のかどちらだろう。前者の主張なら、その前のセンテンスとの文脈おかしい。後者の主張をするならば、外国人が何度も収穫するなら、全員が貧しくなって貧富の差は拡大しないのでは?という疑問にどう反論する?「AだからB、BだからC」という論法を、もう少し丁寧に展開しましょう。
  15. 外国人日本の破たんを企てる理由がわからない。もし外国人日本を支配しているのならば、堅調に経済を推移させて景気を拡大させて、そこから少しずつ収奪したほうが、やり方としては賢いんじゃない?それとも、韓国では現状そういうことが起こっているのだろうか?
<h3>o- ****</h3>

もし増田中高生ではないのなら、2点だけ忠告しておきます

  • お返事ありがとうございます。 まさか返信があるとは思わず確認が遅れてしまいました。 この文章を読んでいただけるといいのですが・・・ 【最初に】 議論をするにあたって相手の...

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