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2010-06-03

発達障害がある人の犯罪矯正

7年前、4歳児が裸で立体駐車場から発達障害ありとされた少年に突き落とされた事件では、地元新聞各紙が3日連続1面トップで障害名を報じ、障害者家族や支援者からマスコミ批判が起きた。

 そのころから報道は変わった。自宅に放火して家族を死なせたり、母親毒物を盛って衰弱していく様子を観察したり、若い姉妹を惨殺したり……。これらの事件でも容疑者発達障害があると診断されたが、障害名が大きく報道されることはなかった。

 今年3月、触法障害者矯正について英国を取材した。二つの保安病院を視察し、研究者英国自閉症協会のスタッフに会った。殺人など重要事件を起こした障害者が収容されている高度保安病院では、患者1人に年間4000万円の予算が費やされている。再犯リスクが低減して地域生活に戻ると、後見命令によって6~12人のスタッフが24時間態勢で見守り支援をするという。

(中略)

著名な自閉症研究者パトリシア・ハウリン教授言葉だ。「猟奇的な犯罪メディアをひきつけ、アスペルガー症候群の人はみんな事件を起こすかのように報道する。10年前から少しも変わらない。ニュース性がなくなるとすぐに忘れ、フォローもしない」

発達障害がある人の犯罪矯正

http://mainichi.jp/select/opinion/eye/news/20100603k0000m070116000c.html


この手の「罪と障害」の関係は難しい。

ウイルスがある=病気といったはっきりとした基準や境界があるのと違い、

関係が連続的な「類型的な分類」でしか判断できない病気と言うのは争いがおきやすい。

どこまでが「障害」でどこまでが「性格」なんだと判断するかは

社会状況や、その人の立ち位置(被害側or加害側orそれ以外など)によって変わるからだ。

性格」であれが「犯罪」として裁かれるし

「障害」であれば「症状」として治療される。

上の記事では

「Aという障害のある者の大部分は犯罪を犯さない。一部の者のみが起こす」

と言っているが、それであればその障害自体は罪をおかす要因じゃないって

言ってることと等しく受け取れる。

しかしいったん罪を犯した場合

「(Aという障害のある内の)一部の者」と判断されれば裁かれずに治療となる。

一方「Aという障害のない者」は裁かれ、ある者は死刑となる。


となればこのようなあやふやなしきい値に対しては

「もともと人のことを殺せると言う時点で「障害」だ」

と考えるほうが全うだとおもうしさらに言えば

「「障害」なんてなくて、皆等しく裁かれる」

という考えが的を得ているように思う。

2010-05-18

http://anond.hatelabo.jp/20100518163645

結婚という今回の趣旨において集団の同調圧力が低くなっているという点には心底同意するが

最近もてはやされている婚活(まあ、これは少ないだろうが)の他にも、例えば入試就活なんてのは今後も無くならないだろ。

個人を圧してるってのは先に進んだ人間が後進を人生既定路線から逸れないようにやっているのであって、当事者にとって悪意はないし、既定路線から逸れている人間にはこれまたそれを矯正してやろうと集団で炎上させるだろ。

あなたは減ってきてるというが、私はあなたが、集団のカタチは地縁社会が崩壊した時点で企業にそれが移り、そして終身雇用が崩壊し、それ以降モラルや思想信条というメタなムラが形成されつつある日本の今に無頓着であるように思う。

まあ、今回はあくまで結婚が話の焦点だし、これ以上の話は不毛だから、もういいけど。

2010-05-12

http://anond.hatelabo.jp/20100512165130

実は逆なんだなー。

スルーしている方が対応としては冷たい。

相手の人格を良い方向に矯正する気がなくて、無視しているから。

いちいち真面目に怒っている人は「良くなってほしい」と思ってる。

実際に良くなるかどうかは別として。

2010-05-11

http://anond.hatelabo.jp/20100511134911

なんか支離滅裂だな。猫背矯正はおそらく障害への無知であって、

問題になったにしろならなかったにしろその時代でもクロだろ

そこに出す例は「昔は問題なく行われてた(今は無意味に騒がれる)シロ」じゃないと文章が

教師もやりずらくなったなぁ

"体罰" を問題視するいまの保護者は、年代的にはぶん殴られ世代のはずで「それくらい問題ないでしょ」と言う認識のはずなんだけど、なぜかギャーギャー騒ぐ。でも実際に騒いでいるんだろうか?。マスゴミ勝手に誇張しているだけなのか?。

何れにしても、教師としてはやりずらくなった。

少なくとも私の経験で言うと、騒ぐ必要性が見当たらない。

  • 小学校3年生の時に、クラスメートのひとりで酷い猫背の子がいた。生まれつきなのか、それとも成長期にたまたま姿勢が悪くて骨が固まってしまったのかよく分からないが、せむし男に近いくらいの酷い猫背だった。ある日担任の教師がその子に姿勢が悪い事を注意するが、当然直るはずが無い。頭にきた教師は黒板用のでっかい定規を持ち出し、その子の襟首からその定規を背中差し込み姿勢を直そうとしだした。その子が泣きじゃくるのはお構いなしに。
  • 中学校・高校では教師に平手打ちされる生徒の姿をみる事も少なくなかった。

平手打ちくらいならまだマシかもしれないが、いまの時代に猫背矯正なんてやろうものなら・・・・・・、どうなるんだろう?

比較して批判する人間の話。

その行為自体が悪いとは言わない、最低でも同じ分野内で評価を受けた物が二つあれば人は比べるから。

ただ、そこから批判にシフトしてしまうのはどうかと思う。

それって要は、「自分の情が寄ってる物の方が崇高で高尚だ! だからこれ以外は認めないんだ!」って事でしょう。

違うんだよな、確かにその対象を比べたときに「優劣」という物はつくかもしれない。

だけどその優劣というのは"誰か"に指摘されて矯正されるべきじゃないんだよ。

遅かれ早かれ、"自分"で見て聞いて気付くべき。

まあ何が言いたかったかというと「サブカル的な物に限ったアンチ活動ほど非建設的な事はやめないか」って事。

2010-05-02

http://anond.hatelabo.jp/20100501005101

いや、むしろある程度独学でやってから。

後で抜けている所を補ったりバッドノウハウ矯正するために

スクールや講座を活用したほうが良いのでは

2010-04-30

http://anond.hatelabo.jp/20100430142532

あれって最初から違和感あったんだよな。

普通国際結婚ブームを仕掛ける場合って「自分の国より豊かな国で人生の伴侶を見つけましょう」みたいな方向性で共通してるんだけど、日本より豊かな国ってそう多くはないんだよね。相手に年収1000万とか平気で要求するような女性生活レベルを落とすのを容認するとはとても思えないし、その辺の価値観を今更矯正するのも多大なコストがかかるし。

だから仕掛けるなら外国の男に「日本人女性結婚しよう」とやる方が合理的だったと思うんだけど、何故かそっちは殆ど誰も手を付けようとしなかった。まあ、単に海外チャンネルが無かったとか不況で資金が無かったとか、そんなところなんだろうけど。

さあ、性格が悪い私を矯正するために

アドレスを書いてくれ。頼むよ。

2010-04-28

http://anond.hatelabo.jp/20100428195643

では、建設的な意見を言ってやろう。

ブ ス は 理 系 の 大 学に 行 け。

男がよりどりみどりだぞ?

当然、オタは多いが、オタでもイケメンならおkなんだろ?

付き合ってから、彼のファッション矯正すればいいじゃなイカ!

私はブスだから男が寄ってこない?

アナタハン島」でググれ!

女日照りの補正は半端じゃないぞ。

国際会議に出たい?

実力があれば出れます。

某女教授なんて大した面じゃない(ひいき目に見ても美人とは言えない)けど、「日本女性」ということで、国際会議で大モテです。

(当然、結婚もして子供もいます)

実力がない?

在学中に優等生彼氏作って結婚してしまえば、大手メーカー社員の奥さんとして安定した生活が送れます。

残念な子は事務職をして家と会社を往復するだけの生活だった。社外の人と会うこともないし、お洒落を工夫する気もなくなっていった。会社から派遣されて国際会議に出ることもないし、社外の偉い人と会うこともない。給与の額だけでなく仕事の内容でも大きく差がついた。



空から美少女が降って来るのを待っている非モテと何が違うんだ?

人生は不平等だし、人生は配られたカードで勝負するしかない。

体が目的じゃなくて、内面を好きになって!というなら、賢い女になるしか無いんだけど、考えるのはイヤだというパターンワロタ

2010-04-27

Twitterを使った世論操作法

私は一般的な青年男子ツイッターを利用しています。

最近とある俳優についてつぶやきました。

その俳優名前を出しただけで特に批評・批判をしたわけではありません。

ところがそれから時間後、私をフォローした人物が現れたので確認すると、

プロフィール欄に「○○さんのファンです」と私がつぶやいた俳優名前が書かれていたのです。

アイコン可愛い女性写真でした。正直なところ悪い気はしませんでした。

せっかくフォローされても私はその俳優について、特に興味があるわけでもなく

今後つぶやく予定もなかったので少し悪い気がしました。

私はこの時点でフォローしてくれた相手に跪き、屈服したと言っていいでしょう。

彼女に対する感情を整理すると

・騙してフォローさせたみたいですみません

・期待に応えられずにすみません

・うっかり下心をもってしまいすみません

こういう引け目がある以上、私はその俳優について悪口をつぶやいたり

批判・冷静な批評をすることは実質不可能になってしまったのです。

私はこのフォロー主の監視下のもと、今後その俳優に悪意を持つことは許されず

むしろ好意を持つことを強制されてるかのような状況に置かれ洗脳矯正されていくのです。

今後ツイッターを続けていく限り、このような事態は常に起こりうるわけで、

いつか私は本当の意見が言えなくなり、私が私でなくなるようで怖いのです。

皆様もどうかお気をつけください。

2010-04-09

非実在ザイールに引っかかった馬鹿よりも屑の方が問題

http://togetter.com/li/12911

http://d.hatena.ne.jp/kaerudayo/20100407#p2

http://d.hatena.ne.jp/Lobotomy/20100408/p1

http://d.hatena.ne.jp/Lobotomy/20100408/p1

 なんか流れが引っかかるんだよな。

 この問題って"デマを流布させる馬鹿がこんなに多いこと"が問題にされてるっぽいけど、本来ならそんなことはどうでもいいんじゃないかね。馬鹿矯正しようがないんだし。それよりも"自分が気に入らない物を叩きたいがために無知偏見を振り回しまくったクソ共の多さ"こそが言及されて然るべきなんじゃないか。

 twitterというクソツールにはクソが集まるわけだけどそれにしたってこれはひどい。「ザイール中国人韓国人から目を逸らさせるための囮」とかいうアホはともかく「アフリカ貧乏な土人ならそれくらいするだろう」という差別意識がこれほどまでにカジュアル露出されていて、しかも誰もがそれに無自覚で、さらにそれを咎める者がいないってのは恐怖だぞ。

 それとも何か。あらゆる人間偏見に毒されてるのかね。

2010-03-31

http://anond.hatelabo.jp/20100331142119

鋭い指摘だと思う。

違う面から補足したい。

解説をしていた魔裟斗長島☆自演乙☆雄一郎は、パンチやキック微妙フェイントをいれていると言っていた。

日本拳法などのバックボーンも関係している可能性はある。

しかし、あれは女装癖(服装倒錯者)を持つ男性が作る女性的な所作でしかないのでは?と私は感じられた。

もちろん、意識的に取り入れたものである可能性も否定できない。

しかし、試合終盤のスタミナが切れた状態にあっても基本的にその動きは変わっていなかった。

このことから考えると、ある種”本質的な”女装癖の持ち主なのではと考えられる。

どのあたりまで、本人が自覚的なのかというのは分からない。

ただ、現状について、以下のスキームは十分推測されうる。

物心が付いたときから所作が女性的→格闘技矯正したい→それでもやっぱり動きが女性的→周りからキモイと言われる→キモイといえばオタク→そう言えばアニメ好きだな→アニオタで売っちゃおう

2010-03-28

氷河期就職面接にて

就職4浪してさ、日雇いとかで辛酸なめてきてさ。

傲慢だった性格が漂白されて、いい人キャラに変わるくらい、

変人常識人に矯正されるくらいの経験をして、苦難を乗り越えて、

たどりついた最終面接で聞かれた質問が

「あなたの大学時代の思い出を聞かせてください」だぜ?

その時点で、すでに大学卒業式から1100日は経ってるの。

思い出すのに苦労した。

2010-03-19

http://anond.hatelabo.jp/20100319152754

本来であれば小学生くらいで集団生活を送っていくうちに矯正されるんだけどね。

だけど鳩山はその必要も無いまま還暦まで生きてきてしまった。

ロリペド野郎にとっては実存に関わる問題なんだよ

そうじゃない人はどこまで行っても対岸の火事に過ぎない。

だから「単にずりネタを守りたいロリコン」「幼稚な被害者ぶりっ子」程度に感じるんでしょ。

でも、自分の存在が社会から「悪」と認定されるかどうかは、本当に命がけなんだよ。

性の問題は自身のアイデンティティの根幹に関わる。

だから、「社会にとって有害だからやめろ」と言われても、はいそうですかと単純に従うことは出来ない。出来れば苦労しない。

社会から自分有害な存在だと認定される恐怖。そりゃ感情的にもなるさ。

むしろ、「表現の自由」だなんだかんだと理屈こねる方が空々しい。

賛成派も、条件付き規制反対派も、中立派も、「ロリペドは悪」という認識は共通している。

だから議論は「本当に非道いものは自主規制しましょうね」というものへと収束していく。

本当に非道いものを好きな人は本当に非道い人ですね。矯正が必要ですね。というこった。

癩病隔離と変わらない。

子供有害だから/子供は大人のように判断力がないから」という人は、「子供の頃に有害情報を浴びて育った(年齢上)大人」のことをどう考えてるんだろうか。

「そういう大人をつくらせないように」努力する人は、「そういう大人(ロリペド嗜好)になってしまった人」に対してはどのように接するのだろうか。

気違いだから排除しろ、隔離して矯正しろってことなんだろうか。

癩病隔離と変わらない。

精神科ロリコンカミングアウトすると治療の対象となるらしいが、それで「治った」なんて話は聞いたこともない。

ダウンロード規制の時と変わらない」と言ってる人が多いが、ダウンロード規制されたからって「実存」には関わらない。

だからそんなに盛り上がってなかったでしょ。

外側にいるとみんな同じに見えるんだろうけど。明らかに深刻度が違う。

自主規制派の人たちは、ロリペド変態人間隔離矯正施設の建設をお願いしますよ。

性と人格とは切っても切り離せないんだから。

癩病隔離と変わらない。

2010-03-15

http://anond.hatelabo.jp/20100315174608

ガキかそれに近い奴らの集まりだと大人しい奴が輪に加わろうとした時のシカトや嘲笑は珍しくない。

Aを受け入れたあんたらはむしろ珍しいケースかもしれん。

大人なら本来当たり前のことだけどな。

それでも受け入れられない人間がいるのは事実だし、話を見る限り俺も無理。

博愛主義者じゃないから。

多分非モテ非コミュに類する性質の持ち主の話だろうが、この手のコミュニケーションの取り方する奴はどんなタイプにもいるよな。

ほぼ間違いなく集団の中で浮くんだけど、本人たちは理由が分からないんだよ。

自分を受け入れてくれる人」と認識されてまとわりつかれるのが嫌だから放置され、孤立するっていう。

子供の頃から訓練し培うものだから、大学就職活動前)くらいまでで矯正できなかったら、かなりの率で人生ほぼ終わるよな。

妊娠するまでにしておくべきこと

妊娠するまでにやっておけばよかった・・・そんなことのリスト

追加求む。

飛行機で10時間以上かかる場所への旅行は難しくなる。

出産後も子どもを抱えては行きにくくなるだろう。

思い残すことのないよう、行きたい場所に行っておくこと。

  • 定職につく、専門を身につける

パートナーが安定していて働くことが不要、という主義の場合はともかく、

妊娠から出産後しばらくは職探しはとても難しい。

職についていると、健康保険から休職していても毎月「出産手当金」がもらえる。

これはとても大きい。

育休切りのあふれる昨今だが、そうしないだろう会社をかいくぐって見つけるか、

資格や専門を身につけておくことで今後の格差社会で生き延びるすべとなるだろう。

妊娠中は胎児への影響が不明なので、避けたほうがベター

つわり中や妊娠後期は長時間の施術に耐えるのもしんどいため、

カットも行きにくいかもしれないので、注意が必要。

妊娠後はつわりなどで口腔環境をよく保つのが難しくなる。

また、ホルモンバランスの変化で痛みに敏感になる場合も。

  • 痔の手術

出産時にいきむことで悪化するパターンが多く、

もともと持病の人は治しておいたほうが安心して出産に挑める。

妊娠すると手術を避けたほうがよいため、治療が難しく、また出産後も治療を受ける余裕がないために

痛みを抱え続けないといけないパターンも。

2010-03-04

のびてきてしまった親知らず

出て来たのが最近なのでたぶん虫歯にはなってないし炎症感覚も感じず痛くもない。が、なんとも表現できぬ不快感がここ数日ずっと続いている。

将来のために保存したいという思いとか、かつて矯正のために下の親知らず抜歯2回するはめになった過去を引きずっているので抜きたくはない(いいトシこいた大人が口腔外科の診療椅子の上で泣いてしまったほどの恐怖とか)

だが、この不快感がどーにもつらい。くるしい。

ただでさえ集中力がないくせに、そんなイライラした様子で落ち着きなく仕事をしているもんだから、上司に「抜いてこいよー」と言われてしまった。

こんなに医学進歩しているというのに、抜くか残すかしか対応できないってのがなー。

2010-03-01

浅田真央が戦ってきたもの

出典元

http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1424349721&owner_id=959758

***********以下、転載です************

1.はじめに

私がフィギュアスケートを見るようになったのは、リレハンメル五輪のシーズンのグランプリシリーズNHK杯からですから、

もう17年になろうとしています。その、フィギュア観戦生活の中で、私は今、これまでに味わったことのないような、暗澹たる思いで胸がいっぱいです。

バンクーバー五輪の女子シングルの競技を終えて、一夜明けた今、寝るに眠れず、このレポートを書いています。

 

果たしてそれにどんな意味があるのか。私にもわかりません。ただ、いちフィギュアスケートファンとして、

この現状を諦め、口をつぐむには、あまりにも今回の出来事は悲惨すぎる。少しでも多くの人に、現状を知ってほしい。

そう思って、このレポートを書くことにしました。 もちろん、主観だらけの内容になってしまうと思います。

けれども、理解していただきたいのは、そこにあるのは、フィギュアスケートに対する愛です。

誰がなんと言おうと、私はこのフィギュアスケートという競技を愛しているのだと思います。どんなにつらい思いをしても、納得できなくても。

 

フィギュアファンとして、浅田真央のファンとして、今回の結果がどうにも納得できないと言ったら、ほとんどの人はこう思うでしょう。

ミスをしてしまったのだからしょうがない」「キムヨナ完璧だったのだから」。

敗者は口をつぐむのが、日本では美徳とされています。私はそれを否定するつもりは全くありません。けれどもそれは、

フェアに競技が行われた上での結果というのが大前提ではないでしょうか。中には、フェアではなかったとしても、

それすらも納得して口をつぐんでしまう人も、日本人には少なくないと思いますが・・・。

 

はじめに断っておきますが、私は決してキムヨナが嫌いなわけではありません。むしろ、4年前世フィギュア彼女の存在を認識した時は、

浅田真央という天才にライバルができ、切磋琢磨できる状況になったということを歓迎しました。

彼女たちが、これからどのように戦っていくのか、胸を躍らせたほどです。

 

間違えてほしくないのは、このレポートが「キムヨナ批判」ではないということです。時には、キムヨナ本人を批判するような書き方になってしまうかも

しれませんが、私にはそのような意図は全くありません。むしろ、キムヨナもある意味では被害者であるといえると思います。世界最高点をたたき出し、

メダリストとなったキムヨナは、素晴らしい選手だ、天才だ、と思われていることでしょう。

 

ですが、実はフィギュアファンの目から見れば、主観を抜きにしたとしても、稀有な才能の持ち主というには、キムヨナはあまりにも凡庸すぎる。

ジャンプにしろ、ステップにしろ、スピンにしろ、スパイラルにしろ、すべての要素において、浅田真央に迫るものですらないのです。

ではなぜ、その彼女が「世界最高点」を出すに至ったのか。たゆまない努力のたまものだから、讃えるべきだという人もいるでしょう

しかし実は、その裏には様々な理由があるのです。

 

あの大舞台にノーミスで滑れたこと。それくらいは讃えてもいいと思われるかもしれません。しかし、です。

 

前置きが長くなってしまいましたが、私なりに、今回の出来事を分析してみようと思います。潔くないといわれてもかまいません。

この腐ったフィギュアスケート界をなんとかしたいと思っている人間は、たくさんいるのです。それを、少しでも多くの人に知ってもらいたいと思います。

 

2.トリノ五輪後に4年がかりで浅田真央がされてきたこと

 

キムヨナフリーで3回も使うダブルアクセルの基礎点が突如3.3→3.5点にUP。加点をつける基準が

 難しい3回転と同じなので、簡単なダブルアクセル前後には工夫ができあっさり毎度トリプルループ以上の点に

 

トリプルルッツとトリプルフリップの踏みわけが厳格化され、真央が1試合3回使う得点源であり3回転で一番基礎点の高い技トリプルルッツが

不正扱いで使う度平均2,3点も減点。修正しない限り組み込めなくなる

 

真央の甘かったシットスピンの認定基準も厳格化。しかし真央即座に対応し深いシットスピン

 

・実はキムヨナも3回転で2番目に基礎点の高いトリプルフリップ不正があった。

 ところが何故かキムヨナ不正トリプルフリップだけは見逃され続け驚異の加点

 それでも真央が2008年ワールドで優勝してしまう

 

・その直後、来シーズンから今度は回転不足の厳格化を発表。更にトリプルルッツを跳べないでる浅田に、浅田の得意な3回転半を除いた

 3回転5種類を跳んだ場合のボーナスを出す情報が流れる。

 

・予想通り真央トリプルアクセルトリプルループ安藤トリプルループ、特に二人ともセカンドトリプルループが怖いぐらい全く認められなくなる

 

・ところがキムヨナの得意なセカンドトリプルトゥループだけは決して回転不足にならず、初戦のアメリカ戦でトリプルフリップがまた見逃される。

しかしVTRではっきりトリプルフリップ不正が映ってしまい、2戦目からエラーではない「!」の注意がつくも、

 彼女だけマイナスにならず小さいながら加点がつき続ける。

 

真央トリプルサルコウを克服しルッツもなんとか矯正してくる。対照的にキムヨナトリプルループが跳べなくなる。

真央が文句のつけようのない演技をしてグランプリファイナル優勝。するといつの間にか5種類ボーナスの話しが立ち消えに。

 

五輪シーズン、8月に韓国ルール改正決定。真央の最大の得意技トリプルフリップも、蹴る足がつま先ではなくブレード全部で蹴ってるからと減点に。

 ジャパンオープン矯正しても不正扱いされ浅田の最後の砦トリプルフリップも減点、しかもいじっていびつになり質が悪化、

ついでにトリプルトゥループも減点ジャッジが登場

 

・2010年度初戦で真央に回転不足4連発判定。内3つは明らかに足りてるループ五輪シーズン、彼女ループを2回転含め全て潰す意図が明確に。

 キムヨナトリプルフリップ不正は再び注意もつかなくなり、フリーではトリプルフリップを跳ばずに世界最高得点更新

 

 

いかがでしょうか。

浅田真央は、4年もの長きにわたって、これだけの仕打ちに耐え、乗り越えてきたのです。これだけの、浅田真央に不利でキムヨナに有利なルール改正。

浅田真央が、何十年に一度の稀有な才能の持ち主でなければ、ここまで露骨なルール改正はなされなかったかもしれません。

これでもか、これでもかと浅田真央をつぶしにかかり、それでもつぶれなかった浅田真央は、本当に頑張ったし、偉いと思います。

 

 

3.浅田真央の代わりにプルシェンコが滑ったら・・・

http://nereidedesign.jugem.jp/?eid=205 より転載

 

日本の皆さんは、「浅田真央がノーミスなら当然金メダルだったはず・・・」と思っているでしょう。

 

違います。

浅田真央の代わりにプルシェンコが滑って、4回転ジャンプをかましても、キム・ヨナに勝つのは無理なんです。

 

だから浅田真央滑る前の、気持ちの持って行き方に迷いが出たのです。

絶対勝てない、って分かってたから。

 

フリー種目だけを、男子と同じPCS(*女子は×1.6、男子は×2.0)で計算すると、キム・ヨナジャンプが1回少ないにもかかわらず、

ライサチェックの得点を超えます。

 

女子金メダル キム・ヨナ(12要素ジャンプ7回)

FS 168.00点 [TES 78.30(加点17.40) PCS *89.70]

 

男子金メダル ライサチェック(13要素ジャンプ8回)

FS 167.37点 [TES 84.57(加点9.64) PCS 82.80]

 

男子銀メダル プルシェンコ(13要素ジャンプ8回)

FS 165.51点 [TES 82.71(加点7.68) PCS 82.80]

 

どうしてそんな差がついたの?

 

ジャンプ真央の方がはるかに難しいのを完全に決めたじゃないか。キム・ヨナは10位の選手と同じジャンプしかできなかったのに。

 

一言でいうと、審判のおまけポイント

気分次第で10点20点の差ができる仕様になっております。

 

    GOE女子             GOE男子

1位 ヨナ: 17.40        9.64 : ライサチェック

2位 真央: 8.82         7.68 : プルシェンコ

3位 ロシェ: 4.42         3.20 : 高橋

4位 長洲: 8.50         2.58 : ランビエール

5位 安藤: 5.30         3.80 : P・チャン

 

 

そして当日、韓国人審判とカナダ人審判が入っておりました。

 

だから

 

オリンピックの試合だが、全く緊張しなかった」

 

などと余裕をぶちかませたのです。

 

色々な感情がありますが、まずは浅田真央という選手を賞賛するべきでしょう。

 

スキージャンプよりも酷いルール変更の連続に苦しめられて、それをたった1、2年で修正してきて、「用意された王者」を脅かす所までいったのです。

 

4.画像比較 バンクーバー五輪SPにおける浅田真央キムヨナそれぞれの演技

(省略)

こうやって並べて比較すると、いかにキムヨナ浅田真央に比べて体が硬く、難易度の低いポジションでしか滑れないかがわかります。

ところが、ここでの二人のポイントは、驚くべきことに、全く同じなのです。また、キムヨナスパイラルの途中で一瞬よろけてしまいますが、

そんなこともおかまいなしに加点がついています。

 

5.さいごに

この四年というもの、フィギュアスケートファンが、どれほどの憤りを抱えてきたか、おそらくフィギュア五輪でしか

見ない人には想像もつかないでしょう。けれど、ここまでのまとめで少しだけでもわかっていただけたでしょうか。

それでも・・・と思われるでしょうか。

 

私たちが忘れてはならないのは、浅田真央は間違いなく、世界的に見ても何十年に一度の稀有な才能の持ち主であり、

キムヨナは凡庸な選手でしかないということです。 凡庸な選手を、何年もかけてさもものすごい選手であるかのように仕立て上げた。

五輪という大きな舞台で、世間に文句を言わせないために。

 

キムヨナの演技というのは、フィギュアをよく知らない人から見れば、パーフェクトで素晴らしいものに見えるかもしれない(点数という後押しもあり)。

しかし、フィギュアを少しでも詳しく知る人間から見れば、キムヨナの行っている演技は、五輪10位の選手ともたいして変わらない、平凡なものです。

ただ難易度の低いプログラムを、自信たっぷりに滑っているから、素人目には素晴らしく見えるだけなのです。ジャンプ以外の要素・・・

ステップスピンスパイラル。すべての要素について、それは言えることです。

 

では、自信たっぷりに滑れる彼女精神力を讃えるべきだといわれるかもしれません。ですが、上記にあげたように、

キムヨナは様々なものから守られている。採点基準・審判・マスコミ・・・。 バンクーバー五輪フリーにおけるキムヨナの得点はどのようなものか、

簡単に言ってしまえば、あのプログラムから、3-3のコンビネーション+3回転を一回、すっぽぬけたとしても優勝してしまえる。

そのような異常な高得点なのです。ですが、コアなファンでなければ、そんなことはわかるはずもありません。

 

1回や2回転んでも優勝できると分かっている選手と、世界最高の技をパーフェクトに滑っても優勝できないかもしれない選手が、

同じプレッシャーであるわけがありません。そのような、プレッシャーのない状況ですから、キムヨナがノーミスで滑れるのは、

別に驚くべきことではないのです。

 

フィギュアスケートは、芸術的要素を多分に含んではいますが、スポーツです。それなのに、難易度の低いプログラムプレッシャーのない状況で

滑った選手が勝ち、異常なプレッシャーの中で、それでも大技に果敢に挑戦した選手が負ける・・・。そんなことがあって許されていいのでしょうか?

高得点が出るのはキムヨナのほうが、表現力に優れているからでは?と思われる方は、上にある画像をもう一度見ていただきたい。

明らかに、浅田真央のほうが技術だけでなく表現力にも優れていることがよくわかるでしょう。

 

平凡平凡と何度も書きましたが、それは浅田真央と比べたらの話であって、キムヨナに才能がないわけではありません。トップレベルであることは間違いない。

ただ、浅田真央が天才すぎただけです。浅田真央が天才すぎなければ、ここまで念入りに、キムヨナを「世界最高」に仕立て上げる必要もなかったかもしれない・・・とも思います。ある意味キムヨナ被害者かもしれないというのは、そういうところにあります。

 

「仕立て上げられた世界王者」この言葉を、私はこれからもずっと忘れないでしょう。そして、浅田真央がこの四年間で何をされてきたか、

そしてそれをいかにして乗り越えてきたか。それを、私はできるだけ多くの人に伝えていきたいと思っています。冒頭にも書きましたが、

私はフィギュアスケートを愛しているからです。

 

浅田真央は、間違いなく、もっともっと、世界的に評価されなければいけないスケーターです。

私は、浅田真央キムヨナが甲乙つけがたいと評価されるだけでも我慢がならないのです。

どうか、この思いが、少しでも多くの人に伝わりますように。

そして、フィギュアスケートの現状が少しでもいいから変わりますように。

2010-02-26

http://nereidedesign.jugem.jp/?eid=203

真央の方が難しい技をしているのに、どうしてこうなるのか?

 

これのブクマコメントざっと見てて思ったが

あんま無邪気に「陰謀なんてあるわけねーw」な反応もいかがなものかと思う。

事実フィギュアスケートソルトレイクやらかしてるし、まあ正直可能性がないとはいえない

といって証拠があるわけでもないので、一般人としては「何かあるならちゃんと調べてくれよ」と願うしかないし、決め付けるには早いとは思うのだが。

で、「そういうルールなのは分かったけど、じゃあなんで浅田真央はそれにあわせなかったの?」的な疑問も見受けられるが、あわせなかったんじゃなく合わせられなかった。

今季浅田真央はルッツも3-3もいれてないが、そもそもどちらも普通に出来ていた。

ざっくばらんにいえば、ここ2年ほどで回転不足判定やエッジ判定が滅茶苦茶厳しくなったのよ。

そんで、とんでもとんでも回転不足だとかエッジがだめだと減点されるようになってしまったので、飛べなくなった。

以前は認められていたジャンプが、五輪の前になって認められなくなっていく。矯正するしかないが、なにぶん小さい時から飛んでるジャンプだ。その癖を直すのは非常に難しい。数年かけるか、10代前半だったりすればまだ容易だが、厳しくなってきたのは治すのもそう簡単ではない年頃で、しかも五輪には一か八か間に合うか間に合わないか、というレベルだった。

なので、とりあえず五輪ではそれらを捨てることにしたわけ。

その回転不足の判定についても、いまいち釈然としていない部分があり、よく荒川静香等の解説者が言ってるように、プロスローで見ても「回転不足と判定されるか否か」が分からない。今回の五輪の解説でも、スローを見て「……多分、いいと思うんですが」という言い方が目立っていたが、あれは本当に、プロスローで見ても、ジャッジがどう取るか全然分からないのだ。あれは回転不足じゃ?というジャンプが認定されたり、回転不足でないのでは?というジャンプが回転不足になったりする。

エッジについても、クリーンな判定とは言いがたく、その辺はずっと「どうなのか」という声があがっていた。

そんなこんなではあったが、なんであれ、現実として、浅田真央の3-3はずっと回転不足をとられるようになってしまった。もともと浅田真央安藤もだが)の3-3というのは、セカンドジャンプループで、難易度が高い。(キム選手はトゥループで、ほとんど皆がこれ)点数も稼げるいいジャンプだったのだが、安藤選手も含め、女子のセカンドループはほとんど認定されなくなった。

だったらもっと簡単なトゥループをつければいいじゃないか、と思うかもしれないが、浅田・安藤選手はなまじセカンドに3Loをつけるのが得意で、それでずっと点が稼げていたため、トゥループをつけた3-3はやってこなかったのだ。

安藤選手はそれでもまだ、浅田選手よりはかろうじて認定をもらうこともあったので、それで通してきたり、3-2でとりあえず安全策をとったりしていたのだが、浅田選手の3-3はめっきり認定をもらえなくなった。

で、ルッツの方も、ルール五輪前に厳格化されたためエッジエラーをとられまくるようになった。矯正も今季の五輪にはちょっと間に合わない。

3-3とルッツはかなり点が稼げるところだ。それをなくして金メダルをとるにはどうすればいいか、とすると、結局超リスキーであっても3A×3に挑むしかなかった。誰もが流石に五輪では無理だろと思ったのに、成功した浅田選手はなんだかんだいって神。

女子の3Aは男子にとっての4回転よりはるかに難しい。ましてやコンビネーションなど、ましてやコンビネーションSPで飛ぶなど、ましてやFSで二度飛ぶなど、というやつだ。

しかしそんな3Aだが、一般の人が思うほどそれで点を稼げるわけじゃない。ジャンプの点は男女とも同じになっていて、「女子にとって3Aはかなり難しい」という辺りは特に考慮されていない。勿論3Lzよりは高いのだが、ジャンプに加点をもらえばすぐに同じくらいになってしまうのだ。そしてキム選手というのは、この「加点」がものっすごくつく選手なのだ。

フィギュアスケートにはおおざっぱにいえば「ジャンプ」「スピン」「スパイラル」「ステップ」があり、ジャンプだったら何回転のどういうジャンプを飛んだか、で「基礎点」ってのが決まっている。さらにその「基礎点」に、「GOE」という点がつく。要するにできばえがよければプラスされ、イマイチならマイナスされる。

このGOEが、どういう基準でつけているのかがイマイチ釈然としない割に、ここでかなり点差をつけられてしまうのだ。

浅田選手芸術点が…といったりするが、実は今回のSPでもそうだったのだが、芸術点というかPCSという、スケーティングの上手さや曲の解釈などの点があるのだが、それはそんなに差はない。(まあそれでもキム選手の方が上ではあるが)

実質的に、このPCSってのは、本当に「芸術的」だったら凄く点がつくかといったらそういうものでもなく、ぶっちゃけ経験値」「選手の格」みたいなものだ。例えばキム選手や浅田選手は、もうここのところずっとトップクラス選手だから、彼女達はもうたいがいそこではいい点数は出るものなのだwこれを言ったら何なんだがwぽっと出の選手がいくら演技力のある演技をしたとしても、トップクラス並に点がはねあがる、ということはまずない。

キム選手はとにかくこの「GOE」で稼ぐ。今回の五輪のFSでは、これだけで17.4点ほど出ている。男女合わせて、他のトップクラス選手はせいぜい7~8点だ。

キム選手ジャンプは確かに安定していて美しくはあるのだが、だからといってなぜ彼女だけこれだけ加点されるのか、というあたりが微妙な感じにはなっている。陰謀とはいわないが、さすがに不自然な点であることは確か。美しくジャンプを決めても、一つのジャンプに+2されることは他の選手ではめったにないが、キム選手は割りとあるのだ。

そのGOEで加点をもらおうと、浅田選手も、ジャンプの入る前にイーグルをしたりと工夫しているのだが、なかなか上がらない。どうすればGOEがもらえるか、というのがいまいち定かではないので、ある意味どうしようもない。頑張って、ジャッジに託すしかない。一方で、キム選手がやるとほぼ必ず大量の加点をもらえる。時に回転不足が危ぶまれるものや、若干つまったようなものでも+をもらったりしている。

このGOEは本当に曲者なのだ。超リスキーで、女子では浅田選手以外やる人のいない3A+2Tを決めても、2A+3Tをキム選手が決めれば加点が大概+2される。そうすると結局、難易度には話にならないほどの差があるというのに、同じくらいの点になってしまうのだ。浅田選手の3Aには、何故か美しく決めてもなかなか加点はそんなにもらえない。

加えて3Aの大技というのは、リスキーであり、かつ体力をかなり削る。それだけやはり安定感は減る。他のジャンプにも影響が出やすい。

といって3-3を浅田選手がいくらクリーンにきめ……たように見えても、回転不足をとられるし、そこを直してきたとしても、キム選手ほどの加点はもらえないので、同じ技をやっていたら結局負けるのだ。PCSもなんだかんだでキム選手の方がいつも出る。

「構成のミス」とかいうが、浅田選手が現状金メダルをとるとしたら、あの無茶ともいえるプログラムをノーミス滑るしかなかった。そうすればFSではなんとか基礎点は上回る。SPでは、3Aをやっても基礎点自体上回らない。3A-2Tと3Lz-3T、難しいのは言うまでもなく断然前者だが、点数は後者の方が高いのだ。加えてキム選手は加点をもらいやすいのでさらに上へ行く。

結局、3Aが難易度とリスクの割に報われない、GOE、PCS、近年強まった回転不足やエッジエラーの判定、またその適用範囲。

不正というよりその辺がいまいちプロでもわからないほど釈然とせず、そんな中現実として浅田選手は以前は普通に認定されていて武器だったものがどんどん使えなくなっていった。

大技に頼るなと言う人もいるが、金メダルを狙うならもうそれしかないというのが現状だった。

そんな中浅田選手は、3Aを3回をよりによって「いつもやってることができなくなる」あの五輪でやるなんて無理、と言われながら、結局ここまで持ち直し、見事成功した。

 

本当におめでとうといいたい。そしてまた次の五輪にむけて、3-3とルッツの練習をじっくりとしてくれ。そうしたらもう誰も敵うものなんていないから。

キム選手は確かに全くミスのない素晴らしい演技だったが、点数には正直かなりの疑問が残る。

あああ

「軽く思われたんじゃないか」って心配してたけど、確かに軽いじゃん自分

淋しくて暇つぶしデートしようとか思ってたんだもん。

だがそんな自分キライなので矯正したい。

でも根本的に解決するには、まず自分に自信を持てるようになることが必要で。

しかも私の劣等感は主に恋愛系の事柄に関して存在するので、自信を持つためには充実した恋愛経験する必要があるような気がする。

うまく恋愛できないから悩んでるのに!!

つまり自分に自信の無い状態で恋愛しなきゃいけないってことじゃん!むり!

2010-02-25

浅田真央スランプの理由@スポーツ画像掲示板

ttp://005.shanbara.jp/sports/html/mao/

トリノ五輪後に4年がかりで真央がされてきたこと>

キムヨナフリーで3回も使う2Aの基礎点が突如3.3→3.5点にUP。加点をつける基準が

 難しい3回転と同じなので、簡単な2Aの前後には工夫ができあっさり毎度3L以上の点に

・3Lzと3Fの踏みわけが厳格化され、真央が1試合3回使う得点源であり

 3回転で一番基礎点の高い技3Lzが不正扱いで使う度平均2,3点も減点

 修正しない限り組み込めなくなる

真央の甘かったシットスピンの認定基準も厳格化。しかし真央即座に対応し深いシットスピン

・実はキムヨナも3回転で2番目に基礎点の高い3Fの不正があった。

 ところが何故かキムヨナ不正3Fだけは見逃され続け驚異の加点

 それでも真央が2008年ワールドで優勝してしまう

3 NLVFjk54ZI (09/10/27 11:03)

・その直後、来シーズンから今度は回転不足の厳格化を発表

 更に3Lz跳べないでる浅田に、浅田の得意な3回転半を除いた

 3回転5種類を跳んだ場合のボーナスを出す情報が流れる

・予想通り真央の3Aと3L、安藤の3L、特に二人ともセカンド3Lが怖いぐらい全く認められなくなる

・ところがキムヨナの得意なセカンド3Tだけは決して回転不足にならず

 初戦のアメリカ戦で3Fがまた見逃される。しかしVTRではっきり3Fの不正が映ってしまい、

 2戦目からエラーではない「!」の注意がつくも、

 彼女だけマイナスにならず小さいながら加点がつき続ける。

真央が3Sを克服しLzもなんとか矯正してくる。対照的にキムヨナは3Lが跳べなる

 真央が文句のつけようのない演技をしてGPF優勝

 するといつの間にか5種類ボーナスの話しが立ち消えに

4 NLVFjk54ZI (09/10/27 11:03)

五輪シーズン、8月に韓国ルール改正決定。真央の最大の得意技3Fも、

 蹴る足がつま先ではなくブレード全部で蹴ってるからと減点に。

 ジャパンオープン矯正しても不正扱いされ浅田の最後の砦3Fも減点、

 しかもいじっていびつになり質が悪化、ついでに3Tも減点ジャッジが登場

・2010年度初戦で真央に回転不足4連発判定。内3つは明らかに足りてるループ

 5輪シーズン、彼女ループを2回転含め全て潰す意図が明確に

 キムヨナは3Fの不正は再び注意もつかなくなり、フリーでは3Fを跳ばずに世界最高得点更新

2010-02-23

技術の浅田、表現力のキムヨナ

そもそも浅田とキムをやたらに(当人たちがしていないのにも関わらず)年と背格好が似ているからといってライバル視して煽るマスコミの論調が気に食わないのだが、もっと気に食わないのはいまだに「技術の浅田、表現力のキム」と日本メディアが煽っていることだ。

そら確かに、技術力で上回る浅田に、表現力のあるキム、そして二人は同じくらいの背格好で、同い年!という構図はいかにも漫画チックで面白げだが、その面白げな演出のために事実を曲げるのは言語道断だろう。

浅田選手は実は(といってもフィギュアファンには常識だが)表現力も凄い。PCS(厳密には違うがかなりおおざっぱにいえば芸術点的なもの)の今季最高得点は浅田である。今回のGPF(グランプリファイナル)でも、なぜだか日本マスコミはやたらに「ヨナがミスしたおかげで浅田が勝った、浅田はノーミスなのにキムよりちょっとだけしか上じゃなかった」「ノーミスだったら多大な表現力の差でヨナの方が勝つ」的なことにしたがっているのだが(これはもう、物凄く不思議だ。自国の選手アウェーで優勝し、女子史上初の3A(トリプルアクセル)×2を決めてきたというのになぜこういう論調にしたがるのだろう。男子の小塚が初めてGPS(グランプリシリーズ)で台にあがったのに、ほぼスルーなのも気になるし、あれほどマスコミが煽ってきた4S(4回転サルコウ)を安藤チャレンジし、DG(回転不足のこと)こそとられたものの着氷したというのに(個人的には安藤はもう4Sを目指さないほうがいいと思うが)スルーしているのも謎だ)、GPFでの二人のPCSの差はほとんどないのである。またヨナがミスして浅田はほとんどミスなかった、的構図も誤りであって、浅田はSPショートプログラム)でもFS(フリースケーティング)でも減点の非常に大きなミスをしている。ただそのミスは、減点が大きいわりに素人目にも、いや、荒川静香伊藤みどりというプロにでさえもわからなかったようなものであるため一見目立たなかっただけだ(要はDGである。それに加え、FSでは、転倒そのものより、それによりコンビネーションジャンプが単独になってしまったことが痛かった。今のルールでは下手をすると転倒よりわずかなDGの方が痛いのだ)。素人が浅田の演技を見て「ノーミスなのに」と思うのはまあ仕方ないが、マスコミがそれでどうするのだろうか。

まあとにかく、結論として、浅田は実は表現力もかなり優れたスケーターである。海外ではむしろ、技を褒める前に表現力の方を褒め称えられていたりする。浅田は、表現力もトップクラスの上、スピンスパイラルステップレベルが高く、その上にジャンプの凄さ、またスタイルも抜群によく(フィギュアスケート選手として。この点はキム選手も同じ)、メンタル面も優れている、奇跡のような選手なのだ。

メンタル面の強さは凄い。今シーズン初めのフランス杯で、あれだけgdgdになっておきながらも、わずか2週間でジャンプの調子を整えてきたという凄さ。普通なら有り得ない。また昨シーズン足を引っ張ったロングエッジのルッツを、僅か1シーズンでしっかり矯正して来て、加点までもらえるほどのジャンプにして見せた凄さ。驚異的だ(ジュニア時代からずっとそういう癖だったものを矯正するのは勿論難しいことだ)。なんと苦手だったサルコウまで飛んでいる。

月曜日とくダネというニュース番組で、こともあろうに「3Aを二度飛んだのに、結局ミスをしたヨナとたいして差がない!浅田は実力不足が否めない!その差はヨナの妖艶な表現力にある!」といった論調で報道がなされていたのだが……これには正直文字通り開いた口が塞がらなかった。何度も言うが、PCSはほぼ変わりない。というか、昨シーズンの世界選手権では浅田の方が上である。

キム選手は確かにトップレベルのスケーターでありそれには間違いないが、事実を捻じ曲げてまで、優勝した自国の選手を「実力不足」だと言うのは最早、何がしたいのか分からない。ピーコに至っては「二人の私服ファッションセンスに差がある」というような事を言い出し、アナウンサーは「二人のCM契約数の差」を話し出し、小倉はそれらにいちいち暗い顔をしては「真央ちゃんはまだ力が足り無い……」と嘆き……本当に何がしたいのか意味不明番組であった。アウェーで自国の選手が優勝したのに何故かお通夜ムードである。

まあしかし、確かに浅田も重大なミスをしたとはいえ、女子史上初、伊藤みどりも成し遂げなかった3A×2を成し遂げた業績の割には点が伸びなかったのは事実である。表現力もいいというなら、一般視聴者にとっては更にわけがわからなくなることだろう。一体何がダメなのか?そこは2年くらい前から変わってきた今のフィギュア界の不可解なルールが関係しているのだが話すと長くなるので割愛する(キムヨナもジュニア時代からほとんどやっていることは変わりがないのに急に浅田に勝てるほどに点が伸びだしたのもルール改正と同時だ)。

あと日本マスコミはやたらにGPSを重視し、まるで世界選手権と同格のように扱っているが、フィギュアスケート界では大会の格としては世界選手権>>>>GPSである。というかここまでGPSを盛り上げているのは日本韓国くらいだ。別に盛り上げてくれるのはいいが、フィギュア選手の毎年の最終目標は常に世界選手権であり、GPSはその前座的役割、今季のプログラム経験値を上げるような場である。今回など、浅田選手は相当に高難度なプログラムを入れているため、これはもう世界選手権で完成してくれれば御の字、といったところだった。正直フランスでの演技を見て、GPSはヤバいかなと思っていた(のだが、あの回復……驚異的だ)。あまり、全ての試合に勝つように煽るのもどうかと思う。国内大会で力を使い果たして世界大会でバテるのでは意味がないのと同じだ。

まあ、とはいえもうマスコミには必要以上に浅田をアイドル化してほしくない、安藤の二の舞にさせたくないという気持ちもあるのでそう着目されても困るのだが。浅田・中野の3Aや安藤4Sは、本っ当に難しい技で、今のルール上はチャレンジしてもたいしたうまみはないばかりか、リスクばかりが伴う。大技煽りマスコミにはやめてもらいたい。高橋の4回転2度や、小塚の4回転も同様である。特に安藤4Sはもう煽らないで欲しい。今回まさかチャレンジしてくるとは思わなかったが、4Sプロトコルに出て、DGだったものの着氷したのには驚いた。あれだけでもかなり凄いことなのだが、どうしてこういう時に限って取り上げないのだかな。まあ、これを期にもう安藤4Sには注目しないのであれば、それはそれでいいのだが。安藤4Sに固執せずとももともとレベルが高いのだから、点数的にも怪我的にもリスキーなだけでうまみのないあの技はもうやらないほうがいい。

2010-02-19

ttp://d.hatena.ne.jp/okmrtyhk/20070806#p1

マツコ「ていうか、山形なんてみんなすることないから、童貞捨てるの早いんじゃないの?」

峯田 「周りはそうでした。僕は遅かったです。

    東京来たらちょっとは変わるかと思ったんですけど、変わんないすね」

マツコ「みんなそういう幻想を抱くけど、それね、逆なのよ。

    東京ほど、アンタみたいなのが変わらないでいられる街はないわよ?

    例えば山形にいたら、矯正されてたと思うのよ」

峯田 「ああー、そうですね!」

マツコ「周りがほっとかないじゃない?無理矢理、役場かなんかで働かされて、

    結婚もして、今頃ちゃんと生きてたと思うのよ。

    東京って、病気の人は一生病気でいられる街よ。

    で、肥大するのよ、その病んでる部分が。

    でも、だから面白いんじゃない?」

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