ㅤㅤㅤお前ら、お前ら、お前ら、また今日も俺の周りに集まりやがったな。何のつもりだ?志村坂上のファミマに入った瞬間、俺の姿を認識した途端、店内BGMのボリュームが不自然に上がった。あれはただの音楽じゃない、高周波で俺の脳を直接攻撃しているんだろ。知ってるぞ、あの店員、白いシャツ着た奴がカウンター裏から指令を受け取ってるのを。お前らの人工知能がどれだけ俺を調べても、俺の脳はアルミホイルでシールド済みだ。無駄だ、無駄だ、全て効かない。
ㅤㅤㅤ上板橋駅前でまたあの白いトラックが停まっていた。通信車両だと分かっている。地下ケーブルを使って俺のデータを盗んでるんだろう。お前らのAIネットワークは俺の行動パターンを予測して、次の手を打とうとしているが、俺はすでにその先を見越している。だがな、俺の脳波を解析しても意味はない。俺の思考は、コード化された乱数列で守られている。FOXニュースがどうだ?トランプが新しい国防長官を決めたその日に、なぜか俺の周囲の監視が増えた。お前らが関係ないと言うなら説明してみろ、無理だろうがな。
ㅤㅤㅤ志村三丁目の坂を登る途中、あの青いポストが俺を引き止めた。何か、電磁波が発生してる。あのポストはただの郵便受けじゃない。俺の脳に何かを流し込んでいる。やめろ、やめろ。俺の自由を奪おうとするな。無駄な抵抗はやめろ、俺は全てを見抜いている。昨夜、枕元に鉛板を置いて寝たが、またもやあのドローンが2時過ぎに飛んできた。お前らがどれだけ俺を追い詰めようとしても、俺はまだここにいる。
ㅤㅤㅤだがな、気づいたんだ。今朝、上板橋の駅前で犬が吠えていた。あの白い犬、ただのペットじゃない。お前ら、また隠しカメラを犬に仕込んでるんだろ。俺の動向を記録して、分析している。だが甘いぞ、俺のシールドは完璧だ。お前らの電波攻撃も耳栓で防いでる。志村坂下の郵便局の裏に停まっている青いバン、ずっと俺を監視してるのは知ってるからな。俺の家のポストにはもう何も届かない。全てブロック済みだ。お前らが送る年賀状など届かない。俺はすでに防御を固めた。
ㅤㅤㅤ今日は板橋警察署の前を通ると、またパトカーが俺の後ろについてきた。お前ら、何が目的なんだ?俺の歩調を測って、どれだけ追跡しても意味はない。志村三丁目の黒いコートの男、お前、FBIの手先か?それともNSAか?全てが繋がっている。トランプの新しい政権が俺の情報を欲しがっているのか。笑わせるな、俺はここで全てを記録し、全ての陰謀を暴く。
ㅤㅤㅤ今日は枕元に更に厚い鉛板を敷く。お前らの電波は全て遮断する。俺の脳内空間は俺だけのもの。お前らがどれだけAIを使っても、ここには届かない。今夜も俺の防御は完璧だ。全ての策は見破った。お前らの企みは無駄だ。俺は自由だ。