2024-07-18

マンガノ大賞がテンプレトリック飲尿だけで選ばれててつい「レベル低いなあ」と感じてしまった

多くの人が同じことを思っているけど言語化しきれずにモヤモヤしてそう

この漫画を読んだ時にきっと多くの人が「どこかで読んだことがあるなあ」と感じたと思う。

それについて特定作品パクリだ!と吹き上がっている人がいて、正直この人に対しても「レベルが低いなあ」と私は感じてしまった。

「敵と味方が反転した」というのは物語起承転結としては基礎の基礎すぎて、もはや何かのパクリとは言えないレベルだと思う。

そしてこの話はそれ一本で勝負しており、複数の基本テクニックを掛け合わせるということさえ行われていない。

こういうギミック作品が世の中にクソほど溢れていてアイディアとしての価値が0円レベルで、それでいてこの作品において他に褒められる所はほとんどない。

強いて言うなら唐突エロ描写ぐらいだけど、こんなのはエロ漫画で読めばいいだけだし、エロとしてのクオリティフェチズムが特にあるというほどじゃない。

尿にしろ逆レイプしろストーカー女にしろもっとイカれたコンテンツが無数にあるこの世の中においてこのレベルを出されて「これはマジで凄いぞ!」とはとてもなれないんだよな。

構成に巧みさがあるわけでもなく全てが唐突伏線回収と言えるものもなく、読後感において残るのも「え?これで大賞?」というモヤモヤぐらい。

まあ結局の所、今回の賞に応募した作品レベルが全体的に高くなかっただけという気がしてならない。

そもそもこの企画自体存在したことを私は昨日まで知らなかったし。

多分審査員としては毒にも薬にもならない作品だらけなら少しでもインパクトのある作品を選んだほうがそれっぽくなると思ってこれが大賞になったんだと思う。

でもそれって悪手じゃないのかなと。

全体としていまいちコレはと思えるものがないなら、インパクトがあるものよりも「なんとなくいい話だった感が残る」タイプ作品を持ち上げたほうが「なんか中身をちゃん評価してそうな賞レースだったね」となる気がするんだよ。

とりあえず雑にエロ入れとけば雑に伸びるみたいなのは編集者としての技量に疑問を持たれるだけに思ったね。

これがいっそのことエロ一本勝負でヤバすぎてヤバいからマジでヤバイってレベルなら「パンツを脱いで尻の穴まで捲れば勝てると割り切れた奴が勝つなら仕方ないか・・・」となったかも知れんけど。

世の中には立ちション情熱をかける女の漫画(全年齢)とか、ガードのゆるい巨乳女がパイズリしてるシーンが毎回描かれる漫画(全年齢)とかもあるなかで、ちょっとシッコ飲ませただけで「ヤバイ!度肝抜かれた!」は流石に編集者としての経験値を疑うしかねーよなと

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