ここ最近、周囲の人間を始めとしてお酒離れする人が凄く増えている
全く飲まないわけじゃないんだけど、週3ぐらい飲んでた人が週1になったり
週1だった人は月1か年4ぐらいまで減ってきてる
例えばタバコに対しては「副流煙」という大義名分を掲げて他人に対して喫煙を抑制するようなことが多かったが
お酒についてはそんなことせずとも自然とみんな減らしているように思う
ここからは想像だけど恐らく要因としては「SNSの拡がり」「健康管理」の二つがあると思っている
飲酒運転による悲惨な事故などがあって法的に規制が厳格化されたこともあるが
飲酒運転などではなくても酔った状態での暴言やセクハラなんかも完全にアウトになった
お酒に酔って気分がハイになるのは精神衛生上良い側面もあるだろうが
昔は「酔った上での失敗」は笑い話になっていたが、今はSNSで拡散されてしまうと致命的な事態になりかねない
こうしたリスクヘッジとして「お酒は控える」という人はかなり増えたと思う
若い人は少しぐらい健康に悪くても大して影響はないが、現在の日本人口の大半を占める中高年になるとそうはいかない
特に70代に突入した世代は死への恐怖から「もうお酒は止めよう」となってきている
40代、50代ぐらいの人もお酒で体調を崩す人が多く、酒量を減らしている人は少なくない
昔はそれでも社会におけるコミュニケーション手段として飲酒する人は多かったが
特にコロナ以降で「必ずしも必要ではない」ということが分かり、積極的に飲酒する必要が無くなってしまっている
自分も以前は週3ぐらいだったが、今では月1ぐらいに減り、しかも酒量も350mm缶ビール1本ぐらいだ
そのせいで昔よく飲んでたウイスキーとかワインとかがキッチンで埃を被っている
ウイスキーは少しずつハイボールにして飲むこともあるが、ワインは飲みきれないのでたぶん飲まないし、そもそも店なんかでも2年ほど飲んでないと思う
つまりここから酒造業の株を買ってはいけないってことか…