2024-06-23

初恋の人

どこにも書く先がないので投下する。

先日28歳を迎えたのだが、なんとなく忘れられなくて、思い出を書くことにした。書くことによって何かが変わるだろうか。

中1の隣の席になったことがきっかけで、好意を抱くようになった。顔がよく、優しい人だ。

12月頃だったかベタ放課後お呼び出しして告白して振られた。人生初の失恋だった。

お互い気まずさもあったが、中2の合唱祭の打ち上げ会場を俺宅で開催したあたりからなんとなく、話せるようになっていった。他の人と付き合ったりもしつつ、3年間同じクラスだったので、どことなく気にはかけていた。田舎過ぎてまだ携帯を持っている中学生はおらず、パソコンヤフーメールでとりとめのないやり取りをしていた。

定期的にXでバズるRe:が増えていくあの感じがエモかった」的な言説を見る度、彼女とのヤフーメールが思い出される。

高校別になってしまったが、通学の電車は同じだったので、時間帯が合えばお互いの出来事を話すような関係が続いた。多分この頃もどことなく好きだったように思う。

大学も別で、俺は田舎国立へ、彼女は都会の女子大へ。その頃からInstagram流行り出し、お互いをフォローするぐらいの関係だった。中学同級生初詣に行った時に久しぶりに会った時も、ピカイチだった。

俺の就活彼女が住む街に行き、飲みに行った時の事である初恋相手と酒が飲めるなんて、、とたいへん緊張もしたが、古着屋で一張羅を買い込んで張り切って臨んだ。昭和レトロ居酒屋を予約してくれていて、思い出話に花を咲かせた。2軒目は確かポテサラがとにかく美味い居酒屋を案内した。そこで、「こないだあなた高校同級生とヤッた、彼はヤリモクだから傷付いた」という内容を聞いてしまった。そこで俺は心がしんどくなってしまい、妙な沈黙が増えてしまたことは鮮明に覚えている。レモンサワー普段より酸っぱく感じられた。

お互い社会人になり、3年目の秋ごろだっただろうか。彼氏が居ることを知っていたが、ランチに誘われた。そこで彼氏浮気されて別れたことを聞き、チャンスだと思ったが行動には移せなかった。あの時のように気まずくなるのが怖かった。

その後も彼女が住んでいる街で友達結婚式があり、前乗りして彼女と飲んだこともあった。ビジホを2人で予約しておいて、部屋で飲むことになったにも関わらず、手を出すことすらできなかった。朝起きたら手が触れ合っていて、それだけで満足だった。

ここまで色々と鮮明に覚えているものだなと我ながら関心するが、同時に気持ち悪いなとも思う。

送ったLINEは未読スルーされているが、インスタのストーリーには既読が付いて早1年。追いラインNGと分かっているので連絡しないでおこうと思って早1年。

そろそろ、LINEの返信があってもいい頃だろうか。

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