2024-04-16

韓ドラ版寄生獣微妙なところ

一番微妙だった点:ターミネーター2じゃない。

原作寄生獣にはターミネーター2と同じように、人間感情理解しない合理性の塊の殺戮マシーンであるミギーと新一の異文化コンビものとしての面白さがあったが、韓ドラ版では基本的主人公主人公寄生した「ハイジ」の意識共存しない設定になっている。

※ジキルとハイドみたいな関係で、ハイジハイからきている。

二人の絡みは交互に出てくるかもしくは精神世界での対話のみとなっている。

また、ハイジ人間の心の機微最初からめちゃくちゃ理解しておりミギーのような心情を無視した合理性を説かず、心情を認めたうえでの合理性を説いてくるため、寄生獣人間とのディコミュニケーション面白さがスポイルされている。

 

その他微妙なところ:主人公感情移入できない。

原作主人公の新一はごく普通高校生として描かれていたが、韓ドラ版主人公のスインは幼いころに母親に捨てられ父親には酷い暴力を受け、最終的に自身父親警察に売ったというウルトラハードモード人生を送っており、新一とは違い感情の起伏が乏しく、感情移入が難しいのもマイナスポイント

原作漫画と同じように大切な人を寄生獣に乗っ取られるイベントはあるが、主人公感情の起伏が乏しいのと、彼女にとってその人物がどれほど大切かの書き込みが不足しているため、原作の時ほどの衝撃がないのももったいない。

 

ドラマパートでは警察寄生獣対策専門の特殊部隊「ザ・グレイ」を中心とした重火器などを使用したハードアクションが増えており見ごたえは増している。青春ドラマ異文化交流的な面白さをスポイルし、洋ドラ的なスケールアクションプラスしている。

別物としては十分に視聴に耐える面白さは確保していると感じる。

ただ、シーズン1が全6話となっており圧倒的に書き込み不足を感じるのはもったいない最後に「イズミシンイチ」なる人物が登場し、視聴率もよいようなのでシーズン2に期待と言ったところ。

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